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更新日:2016年3月4日

ふくまる教志塾 第11回セミナー

先輩に学ぼうPART3「授業づくり」について

日時 12月11日(金曜日)18時~20時
場所 市庁舎7階 大会議室
講話「授業づくり」について
講師:竹内 祐太 先生(池田市立細郷小学校教諭)
   志賀 祐哉 先生(池田市立北豊島中学校教諭)
   大賀 健司 先生(池田市教育センター副主幹)

  12月11日、雨が降ったりやんだりでしたが、大阪の最高気温はなんと22.5度。まるで初夏を思わすような、季節はずれの師走の一日でした。
  今回の「ふくまる夢たまごセミナー」は「先輩に学ぼう PART3」。テーマは「授業づくり」です。
  学期末の忙しい中、小学校から竹内祐太先生(細郷小学校)、中学校から志賀祐哉先生(北豊島中学校)、そして教育センターの大賀健司先生にお越しいただき、「授業づくり」についてお話をしていただきました。

  竹内先生からは、自己紹介をされた後、現在担任をされている2年生の実践を基調に、フラッシュカードやICT機器を活用しながら、子どもの学習意欲を高め、授業のはじまりを大事にしたお話をお聞きしました。導入の工夫がいかに大事であるかを具体的に提示していただきました。

竹内先生のお話

 さらに、教師が一方的に教えるのではなく、子どもたちの発言や発見から展開していく授業を「タンポポのちえ」(2年生国語)の実践を通しながら、わかりやすく、具体的に説明されました。視覚教材が子どもたちの意欲を引き出す有効な手立てであることや、その留意点など、小学校での授業づくりのポイントが塾生にも伝わったのではないでしょうか。

 つづいて、北豊島中学校の志賀先生からは、授業づくりのポイントを次の7点に整理してお話していただきました。
1.学習ができる環境づくり
 ・教室内の整理整頓 等
2.授業で子どもたちが学ぶこと
 ・教科内容だけではなく、姿勢や言葉遣い等、教師が意図しないことまで学んでいる。それを自覚しておくこと。
3.ラーニングピラミッド
 ・学習の定着率について。
4.「めあて」と「振り返り」
5.班活動とグループワークの違い
6.学習課題の設定、「しかけ」づくり
7.学校はみんなで勉強するところ

志賀先生のお話

ラーニングピラミッド

 特に、「ラーニングピラミッド」については、定着率の高い学びのスタイルを塾生同士で話し合う場面もありました(学習定着率50%以上は「グループ討議」、同75%以上は「自ら体験する」、同90%以上は「他の人に教える」ことだそうです)。

 最後は、教育センターの大賀先生から「ICT機器を活用した授業づくり」についてのお話で締めくくっていただきました。
 概要は次のとおりです。
 ○「授業づくり」は「学びづくり」
 ○「学び」ってしんどいこと? 苦しいこと?
 ○「教える者」ではなく「ファシリテーター(補助者)」の立場で
 ○教師の武器は「トーク」と「チョーク」?
 ○授業でICTを効果的に利用するコツ
 ○実物に勝る教材なし
 ○ICTは「ふりかけ」である

 三人の先生方のお話を伺った後、塾生から、ICT機器や動画教材、学校図書館活用についての質問も出され、それぞれの先生方から的確に回答をしていただきました。

3人の先生への質問

 講話後はいつものように、講師のみなさんにも加わっていただき、「授業づくり」について、熱心に討議がされました。

塾生の報告

セミナーアドバイザーからの言葉

塾生の振り返り

<塾生の感想から>
○三人の先生方のお話を聞いて、なるほどと感じさせられることばかりでした。竹内先生のお話では、「導入」の大切さを。自分も実際に授業をしてみて、導入の大切さや難しさを感じました。志賀先生のお話では、ラーニングピラミッドや学習課題の設定について。大賀先生からはICTを生かす授業づくりや学びづくりを学びました。
 三人の先生方から共通して学んだことは、教材研究の大切さ、子どもの学びあう力を培っていくためには教師の努力次第だと言うことでした。竹内先生から苦手なことでも、とにかく「やってみること」で、日々学び、成長していくことが大事だと言われました。
 教師になってからも、よりいっそう、様々なことにチャレンジし、学び続ける姿勢でいようと、改めて思いました。
○授業の導入における「しかけ」の大切さについて、そして、まず静かな環境にしてから授業を始めるということに共感しました。視覚、聴覚、触覚などで子どもたちに実感してもらうこと、「この授業、どうなるんだろう」という、ドキドキ、ワクワクする気持ちを引き出してあげることを私自身、実行してみるつもりです。
○授業づくりに少し不安を感じていましたが、三人の先生方のお話を聞き、どのようにすればよいのか、解決の糸口がつかめたような気がします。
  「児童中心の授業」と言う言葉をよく聞いていて、現場実習でも先生の取り組みを見ていましたが、何をめあてとして授業を組み立てていたのか分かりませんでした。ですが、児童・生徒の疑問をめあてとして設定すると言うお話を聞いて、「なるほど」と感じました。自分が受けていた授業とは違い、児童・生徒が進めていく授業づくりができるよう、誰かに教えて、自分の記憶に残したいと思います。
 

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