●『蝸牛廬文庫目録(3)』 概説   
●『蝸牛廬文庫目録(3)』 目録 
 (目録の詳細は未掲載です。ご了承下さい。) 

   1:書画の部 
   2:文書の部 
   3:林田良平翁の稿本・写本の部 付郷土資料 
   4:雑誌・書籍の部 付地図・絵葉書 
   5:器物の部  


 
●『蝸牛廬文庫目録(3)』 一部紹介写真 

     高階瓏仙「蝸牛廬」扁額         山川正宣「望海亭故祉図」   
       
  

      富岡鐵斎「池田炭図」       葛野美佳「巡礼橋扇面」 
 
        
 
 
     香川景樹「炭竈烟」短冊         磯野秋渚「池田炭七絶」 
 
                            
 
 
 (C)池田市教育委員会(池田市立歴史民俗資料館)  
  

●はじめに 
 「蝸牛廬文庫」は、もと故林田良平氏(池田市)が所蔵された貴重な地域文化資料で、大阪府下屈指のコレクションとして高く評価されています。その内容は、古文書・書籍・書画軸・短冊・一枚摺・絵図等厖大多岐にわたるものでした。

 本文庫は林田良平氏の曾祖父林田良平氏(林叟・文政5〜明治34)のころから収集がはじまり、父林田安平(炭翁・明治6〜昭和30)によって「蝸牛廬文庫」と命名されました。林田良平氏は長年にわたり本文庫を大切に継承・保全されるとともに、さらに系統的な収集を図り、その充実につとめてこられました。その一方で、これらの資料をもとに、地域史に関する研究にもご尽力され、池田市文化財保護審議会委員・池田郷土史学会副会長としての活動のなかでその成果を発表されてきました。

 池田は、江戸時代にはすぐれた酒を産し、池田炭の名に代表されるように、北摂の物資の集散地として経済的繁栄を誇りました。この繁栄のもと、全国から有名無名の文人墨客がこの地に去来し、和歌・俳諧・漢詩文をはじめ多彩な文化活動が展開されたことが知られています。本文庫は、こうした池田がもつ豊かな歴史的・文化的特性を裏付ける資料としてかけがえのない価値を有しているばかりではなく、さらに、北摂地域の歴史を解明するうえにおいても重要な役割りを担うものと考えます。

 今回は、当資料館に収蔵されております本文庫資料のうち、書画軸・書画冊・短冊色紙・林田良平翁の稿本と写本・来簡・絵葉書をはじめとする資料について目録化したものです。ここに本目録を公にすることによって「蝸牛廬文庫」、さらに池田を中心とする地域研究がより深化されますことを願ってやみません。

 最後になりましたが、本目録作成全般にわたり、ご指導・ご尽力くださいました元関西大学文学部教授肥田晧三先生、大阪大学大学院生竹中康彦氏(現和歌山県立博物館学芸員)・大阪青山短期大学生鈴木朋子氏、また、関係各位に対しまして深甚の謝意を表すしだいです。

     平成7年3月25日    池田市立歴史民俗資料館 

           (『蝸牛廬文庫目録(3)』(H7.3.25発行)「はじめに」より転載) 
警 告
homepage&photo(c)池田市立歴史民俗資料館
リンクは自由ですが、無断複製・改変・流用・再販等は禁じます。