●蓮月(れんげつ) 
 江戸期の歌人。寛政3(1791)〜明治8年(1875)。俗名は誠(のぶ)。出家して蓮月と称する。京都大田垣伴左衛門の養女で、後に大田垣家養子と二度結婚するがいずれも夫と死別し出家した。和歌は初め六人部是香に、後に晩年の上田秋成に学んだ。京都岡崎で和歌の指導を始めたが、あまりの美貌のため中止を余儀なくされた。代わりに、自分の和歌を焼いた陶器を売ったことが大きな評判を呼ぶ。これが蓮月焼きといわれるもの。蓮月の歌は優雅で当時もてはやされた。


蓮月に関する池田市立歴史民俗資料館収蔵品 



  
 ●短冊の読み


  上段1行目: 「月前」 

    2行目: 「くひな」












                        蓮月
  下段右行: ゆふ月よほのかにみゆるこいたはし  

  下段左行:   下ゆく水にくひな鳴也     」  










(C)池田市教育委員会(池田市立歴史民俗資料館)

●蓮月に関する池田市立歴史民俗資料館収蔵品  

『憚悟爐文庫目録』 
(短冊)A和歌
79 蓮月  ゆふ月よほのかにみゆるこいたはし     
                下ゆく水にくひな鳴也
        (題 「月前くひな」)


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