『新修 池田市史』の内容について

更新日:2021年02月01日

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 新しい史料や調査の成果を盛り込み、池田の歴史を詳述した決定版です。ふるさと池田の歴史と文化を知る基本図書として、ぜひお手元に揃えてご活用、お役立てください。

 また、『池田市史』史料編も併せてお読みいただくと、一層、興味深く池田の歩みをみることができるでしょう。 

(写真)『新修池田市史』全6巻

各巻の紹介

第1巻(地理・考古・古代・中世編)     798ページ

池田市に人が住みはじめた約2万年前の後期旧石器時代から、戦国時代までの池田市域の歴史を記述しています。南北朝時代頃からこの地域に勢力を張った「池田氏」の動向とその居城「池田城」についても、最近の考古学の調査研究成果をふまえ、詳しく紹介しています。

第2巻(近世編)     763ページ

江戸時代、大坂と能勢地方とを結ぶ物資の中継地として、また、「江戸下り酒」の銘醸地として繁栄した在郷町池田村、そして市域の半分を占めた麻田藩領の村々などについて記述しています。池田村の特色をよく表した「元禄十年池田村絵図」(伊居太神社蔵)の詳しい分析も掲載しています。

第3巻(近代編)     906ページ

商業の新しい時代への模索、明治43年の箕面有馬電気軌道(現阪急電鉄)の開通、室町の郊外住宅開発、全国の先陣を切った翼賛政治体制。昭和20年の敗戦までのダイナミックに姿を変えていく池田を追います。また、伝統的「池田文化」と新たな「都市文化」が交錯した近代池田の文化と人々についても幅広く紹介しています。

第4巻(現代編)     894ページ

戦前来、最も早くから、そして戦後には大阪の代表的な郊外住宅地として発展した池田のあゆみを、さまざまな資料に加え、多くの聞き取りなども活用し、生き生きとよみがえらせました。また、なぜ池田では長期安定市政が続いたのか? 全国に名高い池田の教育を推進した原動力は何か? など多くの疑問に答えながら、その個性を浮き上がらせています。

第5巻(民俗編)     841ページ

お年寄りから聞き取り調査を行い、かつての暮らしや年中行事、祭礼等について、「池田の民俗」「細河の民俗」「秦野の民俗」「北豊島の民俗」と各地域ごとに記述しています。また、江戸時代の文献に見られる民俗や今日の民俗についても紹介しています。

別巻(年表・索引編)     258ページ

本文編の成果を盛り込んだ古代から現代までの詳細な年表を収録。全5巻にも対応していますので、あらためて本文編をお読みいただくこともできます。さらに5,000におよぶ項目索引も収め、本文編を一層活用いただけるようにしました。関連語句も記載していますので、理解をより深める手助けになるでしょう。

 

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