第2回小中一貫教育推進委員会

更新日:2021年02月01日

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『保幼小中連携について』各学園報告

きたてしま学園

10月~11月の間に保育実習として中3が幼稚園に行っている。内容としては、生徒が作成した絵本の読み聞 かせやふれ合い遊びを行っている。5年生と幼稚園の年長が20分程度の遊びを通しての交流を図っている。体育遊びを小学校の体育館で行っている。園児と小学生の3年生が給食交流を図っている。就学前説明会や体験入学を行っている。

ほそごう学園

子ども連絡会、新1年生と保育所・幼稚園の子ども連絡会、新1年生と古江保育所との交流、新転任者研で古江保育所見学・あいさつ、古江保育所の納涼祭を教職員がお手伝いをする、体育大会のオープン競技に園児が参加、給食交流会、体験入学、来年度入学予定の新1年生の引継ぎ・聞き取りなど地域との連携を行っている。

いしばし学園

就学前児童の運動会種目への参加、体験入学。幼稚園の先生が授業研に参加している。異年齢交流として職員同士の顔合わせを年度当初に行っている。運動会競技やフェスティバル、給食交流、昔遊び、体験入学などを計画的に実施している。ふれあい凧あげ交流会、中学生と4,5歳児が交流している。

いけだ学園

小学校入学前の聞き取り、保幼小連絡会、運動会で5年生とのペア競技、昔あそびを行っている。6年生のボランティア活動の一環としてさくら幼稚園に行っている。また、小学校の先生が幼稚園の研究授業に参加している。さくら幼稚園が遠足として池中まで来たり、職場体験を実施している。

しぶたに学園

 小学生が園児のところに行く。園児が小学生のところに来ている。小学校1,2年生を中心にからだつくり運動を実施予定。幼稚園に加え、小学校1年生の体育の授業でも、幼稚園のからだつくりの講師の先生が指導予定地域コミュニティ主催の芸術鑑賞会(こどもオペラ)を小学校1,2年生と幼稚園、保育所の園児と緑小の体育館で一緒に鑑賞している。中学校では職場体験などで保育所や幼稚園に行っている。

あおぞら幼稚園;佐治妙子園長

  • 就学前と小学校の連携は今に始まったことではなく、昔から行われてきた。昔はどこの小学校の隣にも幼稚園があった。中学校との凧あげ交流などは20年以上前から続いている。
  • 来年度から新幼稚園指導要領が始まる。今回の改訂で指導内容がより明確になった。
  • サザエさんのたらちゃんを例に…
     人との関わりが極端に少なくなった。幼稚園に入るまで同年代の子と遊んだ経験がない園児もいる。その意味でも異年齢との交流、コミュニケーション力の育成が「今」求められている。
  • 保幼小中連携の強化は必須である。保育園・幼稚園から小学校・中学校の授業を見たり、小学校・中学校から幼稚園の授業をお互いにみることが大切。その際に、感想の交流等が必要である。
  • 子ども同士の交流ももちろん大切だが、授業の中身や目指す子どもの姿などにおいて互換性がなければ意味がない。小学校・中学校にとっても保育園・幼稚園にとっても有益な教育の交流が大切である。

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