平成29年度池田市小中一貫教育教職員研修会
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「池田市の小中一貫教育~学力向上に向けて~」奈良教育大学小柳和喜雄教授
自立(律)的な学びと協同的な学びを成立させ、深い学びへ
子どもに考えたい、話したい、伝えたい、学び合う活動をさせるために
「話し合いの成立→時間制限→ルールの共有⇔話し合いの成立→評価言の工夫→成果の共有」
この2つのサイクルを連動させる取組が必要である。そのために、家庭学習支援、学校での取組を別個のものとして捉えるのではなく、共有していくことが望ましい。
手続き
- 取組の財産の活用と整理~交流活動の振り返り~
→今まで何をしてきたか- 学校体験、ふれあい、ものづくりなどの内容
- どんな力を育成してきたのか、工夫する手立て・配慮事項・環境構成
- 次年度の申し送り事項
- 中学校区レベルで各校園の取組及び研究主題から引き出された共通の視点の抽出
例- A校 表現、コミュニケーション言語活動の充実
- B校 関わりや認め合う場作り
- 合同研修などを通じて、連携による教育活動の柱を明確にする
子どもたちの現状・課題、目指したい子どもの姿、必要となる取組、
結果、子どもに培われる意欲・力、12~13年の取組で目指す子どものゴールの姿など - 課題の裏付けに関する情報を得る学力学習状況調査他、調査結果を活かす(部会等)
- 取組モデルによる方向性の視覚化:学校園の連携の目標の確認
- 合同研修で、子どもたちの現状について相互理解
- それぞれの学園で大切にしていることの確認
- 共通に目指す育てたい子ども像の設定、目標設定
- 指導計画に反映
- 計画的な交流、実践
- 手引きの作成
取組の実際
- 小中学校のより効果的な接続のため、小中学校の教員が協働して
「学びのてびき」を配布・説明 - 小中学校での取組の方向性・取組の実際の定期的な広報
- 小中学校で取り組む部会などの組織
更新日:2021年02月01日