THE GOOD LIFE IKEDAインタビュー Vol.10



2022年の夏に、住みやすそうで電車移動が便利な池田市に移り住みました。引っ越しが落ち着いた秋頃、近くに五月山動物園があると知って「入園料が無料だし行っとこうかな」と軽い気持ちで足を運んで出会ったのがウォンバットでした。
茶色とグレーが混ざった素朴な毛並み。ずんぐりした体のフォルム。内股でトコトコとゆっくり歩く様子に心を奪われました。はじめは顔の見分けがつかなかったんですが、動物園に通ううちに、ウォンバットそれぞれの顔の特徴や性格の差、メスのユキちゃんとオスのワインさんとの関係性などが分かるようになりました。カワイイだけじゃない、生き物としての生命力にも興味が深まっていき、今はもう、とにかく大好きです。

ウォンバットを好きになるにつれて、ウォンバットに関連した様々なアイテムに目が行くようになりました。ウォンバットを模したクッキーやパン、素敵なイラスト、グッズ、サカエマチ商店街の銅像、イラスト付きの電話ボックス……。池田で暮らしていると、日常の動線にウォンバットとの出会いが本当にたくさんあって、次第に、それらを作る人たちへの敬意が深まっていきました。
2024年に開催された『おさんぽマルシェ in IKEDA』というイベントで、おさうぉん(マルシェのキャラクター)のノボリを見つけて「カワイイ!これを作った人に会いたい!」と声をかけたのが、いけだエリアプラットフォーム(以下、エリプラ)のデザイナーさんでした。その人といろいろ話をするうちに、私にも何かできるかなと思うようになり、エリプラに関わるようになりました。

いわゆる地域の活動にそれまであまり参加したことがなく、「地域活動ってちょっと怖そう」と思っていました。緊張しながらエリプラの拠点SUBACOに行ってみると、「エリプラは出入り自由なんだよ」と言われて心がほぐれました。ちょうどエリプラで様々な取り組みが企画されているタイミングだったので、気持ちが乗ってワクワクが不安を追い越していったのを覚えています。
そこからは、池田の隠れた名カフェを探索する『路地カフェ部』のZINE(自主出版の小冊子のこと)『路地カフェ本』をデザインしたり、エリプラと出会ったきっかけの『おさうぉん』の『LINEスタンプ』を作ったり、まちのフリーペーパー『L.IKE』のロゴマークづくりや編集、デザインをしたり、と様々な活動をしています。
特に思い出深いのは、それまではグッズを買う側だった『ウォンバットの日』のイベントに、グッズを販売する出店者側としてエリプラのメンバーと一緒に参加できたことです。たくさんのウォンバッターさん(ウォンバットファンのこと)と交流しながらウォンバットを愛でる、最高の1日になりました。

今後は、ウォンバットをテーマにした自分自身のオリジナル作品を描いてみたいですね。自分で生み出したウォンバットのキャラクターや絵本など、何か形にできたら楽しいだろうなと思っていて、最終的にはイベントのブースで展示や販売をできるようになるのが目標です。
また、以前、本を作る仕事をしていたので、そのノウハウを活かして「五月山動物園の魅力を伝えるファンブックやガイド本のようなものを作りたい!」というビッグな夢もあります。実は、数年前に一度企画を立ち上げようとしていたこともあるのですが、途中で頓挫してしまって……。今も密かに実現の機会を狙っています(笑)。
思えば、ウォンバットとの出会いが、たくさんの人との出会いにつながっています。人やまちとの架け橋になってくれたウォンバットへの愛を今まで以上に育みつつ、自分の夢も育み、叶えていけたらいいなと思います。
<information>
●イラストレーター/デザイナー aiさん
公式Instagram:@suzucastellllla
問い合わせ先:Instagramのメッセージからどうぞ
●いけだエリアプラットフォーム
HP:https://ekimachi-ikeda.jp
●五月山動物園 ※記事掲載時点で工事中。開園状況はこちらからご確認ください。
HP:https://www.satsukiyamazoo.com

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更新日:2026年03月31日