地域のケア体制づくりについて(地域支援事業)
介護保険制度における地域づくり
介護保険制度は、2000年に創設されて以来、高齢者を支える介護サービスの充実のため、地域の実情や高齢者のニーズに応じ、サービス提供基盤の整備を行ってきました。また、サービスの質向上に向けて、給付に関するデータや介護認定結果などを活用した介護給付適正化にも努めています。
また、高齢者の暮らしや生活を支えるという本来の趣旨に基づき、「高齢者の相談体制の充実(地域包括支援センターの設置)」や「介護予防」が制度の中に位置付けられ、市が直接、地域における支援体制づくりを行っています。
さらに、社会保障を充実させる取り組みとして、誰もが住み慣れた地域で自分らしく暮らすことができるまちづくりを目指し、「生活支援の充実強化」「在宅医療と介護の連携」「認知症の総合支援」「地域ケア会議の充実」の4つを推進しています。
これらを合わせて、”地域支援事業”といいます。

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<生活支援体制整備事業>
2016年度から「生活支援の充実強化」に関する事業をを社会福祉協議会や社会福祉法人などに委託。生活支援に関するコーディネーターを配置し、地域の資源やニーズの掘り起こし、ネットワーク構築やサービスの開発を推進しています。
生活支援体制整備事業(準備中)
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<在宅医療・介護連携推進事業及び認知症総合支援事業>
2017年度から「在宅医療と介護の連携」「認知症の総合支援」に関する事業を市立池田病院に委託し、エンドオブライフ・ケア※の理念のもと、地域支援事業推進チームを設置し活動を展開しています。
※エンドオブライフ・ケアとは、人としての尊厳を保ち、その人らしさを大切にした医療とケアのことです。どのようなときも苦痛を緩和し、本人・家族、医療・ケアチームが一体となり最善を考えていくことが基盤となります。

認知症総合支援事業(準備中)
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2018年度から「地域ケア会議の充実」として、以前から地域包括支援センターが中心となって実施していた地域ケア会議に加えて、専門職による個別事例の解決やそのネットワーク作り、地域の課題を共有する”自立支援型ケア会議”を開催しています。

この記事に関するお問い合わせ先
池田市 福祉部 地域支援課
〒563-8666
池田市城南1丁目1番1号 池田市役所2階
電話:072-754-6288
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更新日:2021年02月01日