第6回ふくまる夢たまごセミナー

•  日時 9月16日（金曜日）18時～20時
•  場所 池田市役所7階大会議室
•  内容 講話「池田市探訪～小林一三が誕生させた日本初の事業あれこれ～
   講師：田中晋作先生（山口大学人文学部教授）

 今年も山口大学から田中晋作先生をお招きして、池田の発展に欠くことのできない人物、小林一三の功績について学ぶ学習会となりました。

 田中先生は、以前、池田市立歴史民俗資料館の館長をされておられましたので、池田の歴史については、たいへん造詣が深く、一昨年のセミナーでは「古墳時代の猪名川流域」をテーマに、昨年は「呉春と池田ゆかりの画家と俳人」についてお話をしていただきました。

• 今回は、小林一三を主題に池田のまちについて学ぶことができた。今回のお話では、人がまちをつくるのに大きく関わっているんだと感じたことと、ローカルな知識がまだまだ足りていないと言うように感じたことが大きかった。今後も子どもたちと関わる上で、こういったローカルな知識は必要になるので、いろいろな知識を身につけていきたいと思いました。
   まずは、小林一三について深く調べてみるのもいいと思ったので、実践してみようと思う。
• 小林一三という人については知っていたが、今日は、今まで以上に深い知識を得ることができ、新しい発見も多くあった。
   地域の背景についてよく知り、その歴史を子どもたちに伝えていくことは、子どもたちの判断基準を作っていくことにつながるということを聞いて、改めて教師の責任の重さを感じると同時に、教師は本当に尊い仕事だと感じた。他の塾生の方々が、話を聞きながら、「子どもたちにどう伝えていくべきか」考えていたと言うのを聞いて、皆さんの考えを聞いてみたいと思ったし、これからもここで学び続けたいと感じた。
• 昨年に引き続き、田中先生の講演を聞く機会を得たが、小林一三について、改めて魅力のある人物だということが実感できた。阪急電鉄はもとより、アミューズメント施設の設立や百貨店や病院の開設など、市民にとってなくてはならないものを根付かせたという点で、彼のすごさを学ぶことができ、良かったと思いました。
   また、知識と比較ということも大切なのだと実感しました。特に、判断するには「知識」が必要であり、また、地域を理解するには「比較」することが大切だということを学ぶことができました。
• “知識は判断するための基礎”という言葉を聴いて、そのとおりだと思った。子どもたちに、しっかり正しい知識を、できるだけ多く伝えたいと思った。そのために自分自身の知識も増やしていきたい。潜在意識の話をされて、池田出身ではない私は、共通認識するための知識を身につけなければならないと思った。どの学校に入っても、その地域のことをよく理解した上で子どもや保護者に関わっていきたい。
   比較することも大切だと話されていた。比較することで、より今知っている知識を私のものにできるだろうと思った。いろんなものを比較し、考えながら過ごしていきたい。