第9回ふくまる夢たまごセミナー、人権教育ワークショップ
ふくまる夢たまごセミナーも、残すところ、最終回のみになりました。2月15日(水曜日)に実施した第9回セミナーでは、学校教育推進課三島指導主事が講師を務め、ワークショップ形式で行ないました。塾生の実践力の向上をめざして取り組んできたセミナーも、次回、大阪教育大学理事成山治彦先生の「塾生に期待すること」という特別講演で締めくくることになります。
第9回セミナーのようす
人権教育担当の三島指導主事は、「人権大学」で改めて人権教育を学び直し、小学校をはじめ幼稚園や保育所の職員研修にも講師として招かれるなど経験豊かです。今回は、小学校教員の経験をベースに、大阪府の作成した「ゆまにてなにわ」という人権啓発資料などを活用してワークショップを進めました。
まず、アイスブレーキングとして、4人グループで、自分がこれまで頑張ってきたこと、自分が感じている人権課題について交流しました。人権課題として、塾生からは、いじめや障がい者問題・同和問題・虐待などが挙げられました。
続いて、三島指導主事の教師1年目・2年目の児童とのやり取りの中での忘れられないエピソードが紹介されました。そこには、「子どもに学ぶ」という大事な視点が見事に示されていました。
次に、人権啓発資料の中から、児童虐待をテーマにした「抱えこむ」という資料を使って、各グループで役割を決めてロールプレイをしました。ロールプレイにはセミナーアドバイザーの山田先生にも参加いただき、たいへん盛り上がりました。
塾生は、人権教育を単に知識として捉えるのではなく、自らの生き方の課題として捉えることができたと思います。児童・生徒とともに人権を学びながら成長する教師として、塾生が成長することを期待したいと思います。




次回は、3月21日(水曜日)午後6時より、市庁舎7階大会議室において、成山先生の特別講演と閉塾式を行ないます。
更新日:2021年02月01日