ふくまる教志塾 2期生 振り返り感想文集

更新日:2021年02月01日

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ふくまる教志塾の1年間を振り返って

 ふくまる教志塾の1年間を振り返って、塾生と聴講生が感想文を書きました。現場実習とふくまる夢たまごセミナーの振り返りですが、それぞれの立場で、大きな学びがあったことが伝わってきます。

(写真)ふくまる教志塾2期生1

 昨年の5月から始まったふくまる教志塾を通して、私は、学校の講義だけでは学ぶ事のできない、教師を目指す上で必要な力や、子ども理解の上で大切な事など、たくさんの事を学ぶ事ができました。一つ一つの講義の内容がとても充実していて、いつも時間はあっという間に過ぎていきました。また毎回の班別協議では、様々な意見を聞く事ができ、毎回たくさんの新しい発見をすることができました。

 講義だけでなく、現場実習では、授業補助をしながら、子供たちへの関わり方、授業の仕方などを現場の先生方からたくさん学ぶ事が出来ました。私は、様々な学年に入らせてもらっていたので、様々な学年の子ども達と関わることができ、学年毎の指導の違いなども学ぶことができました。また、学校の様々な行事を通して、行事を通しての子供の成長を見る事ができ、行事の中での教師の役割も学ぶことができました。教師とは授業をするだけでなく、その他にも様々な仕事があり、その全ての仕事は子ども達に繋がっていくのだと学ぶことができました。現場実習を通して、実際の現場でしか学ぶことのできないことをたくさん学ぶことができました。

 ふくまる教志塾を通して私は、教師になりたいという気持ちを改めて強く持つ事ができました。教師になりたいと思っている人には是非行って欲しいなと思います。

(写真)ふくまる教志塾2期生2

 ふくまる教志塾で同じ目標をもつたくさんの方々と出会い、現場実習での経験や、セミナーでお話など、学校では経験できないことをたくさん経験させていただきました。セミナーでは、自分自身が住む池田や、池田の教育について知ることができ、セミナーに参加するたびに、教師になりたいという気持ちと、池田で教師になりたいという思いが強くなりました。塾生のみなさんや、聴講生のみなさんからは、学校の仲間とは違った刺激をたくさんもらうことができました。このふくまる教志塾での経験を今後も活かしていきたいとおもいます。

 教師を目指す人にとってふくまる教志塾は、たくさんの経験や、同じ目標を持った仲間と情報交換ができる貴重な場所だと思います。

(写真)ふくまる教志塾2期生3

 私がふくまる教志塾に入塾しようと思ったのは、池田市の広報を見たのがきっかけです。ちょうど前年度に行っていた小学校でのボランティアが終了し、また何か出来ることはないかと考えていた時期だったので、すぐに入塾したい!と思いました。月に一回のセミナーと、実際に池田市内の学校での現場実習ができるというふたつの活動が魅力的でした。また、自分の育った町である池田と深く関わることができるということ、少人数での教志塾であるということも大きかったです。

 ふくまる教志塾では、月一回のセミナーで鈴木先生をはじめ、教育委員会のみなさまや実際に小学校や中学校の現場で働いている先生方など、たくさんのお話や経験談を聞くことができました。その後の班別協議では、4人ほどの少人数の塾生や先生と意見や感想を中心に話し合い、それぞれの班が発表をする時間がありました。ふくまる教師塾の少人数だからこそできるアットホームな雰囲気が好きでした。また、将来教職を目指すという志を持った仲間同士で話し合い、違った目線からの意見も聞けるとても良い時間だったと思います。

 私は、池田市立秦野小学校で現場実習をしました。保育所や児童養護施設、幼稚園の教育実習などが重なってしまったこともあり、不定期になりご迷惑をお掛けしてしまいましたが、教頭先生や担任の先生を始め、温かく受け入れてくださった秦野小学校の先生方には感謝しています。

 現場実習では、主に2年生のクラスに入らせていただき、勉強に取り組みにくい児童の援助をしながら、クラス全体のサポートをするというような形でした。朝の会から授業、そして休み時間や給食、掃除時間などに子どもたちと関わる中で、子どもの元気いっぱいな姿や、様々な表情を見ることができ、毎回とても充実した時間となりました。その中でも、出来なかったことや苦手だったことが出来るようになったり、挑戦するうちに自信がついていく、という子どもが成長していく場面にたくさん出遭えたことが特に嬉しかったです。そのことに気付いてすぐに声をかけられる担任の先生や、特別支援の先生方の動きを間近で見られたこともとても勉強になりました。

 また、自分自身の大学での教育実習や、この現場実習を終えてみて、自分が子どもと関わる立場になった時、子どもの成長を近くで見守り、そして気付いてあげられるような人になりたいと改めて思います。

 そして、このふくまる教志塾で、貴重なお話を聴けたり、今しかできない経験ができたので、このことを大切に今後に生かしていきたいです。教育委員会のみなさま、そして秦野小学校の先生方には大変お世話になりました。ありがとうございました。

(写真)ふくまる教志塾2期生4

 私は1年間のふくまる教志塾の活動を通じて、教育現場に対する強い志を自分中に感じることができた。1年間継続的に子どもたちと接することで、子どもたちの日々の様子を知ることができ、ともに同じ時間を共有できたことはとても良い経験になった。だが、同時に教育に携わることへの不安も少なからず抱くことになった。1年間を通して多くの子どもに出会い、子どもたちの生活や様々な思いに触れた。現場実習中はただ目の前の子どもたちしか見ることができず、毎回、家に帰ってその日の活動を振り返ってみるとうまく対処できなかった自分の拙さを感じた。「この次こそは…」という決意さえも、日々変わる子どもたちの変化の波にのまれることがたびたびであった。小学校での現場実習はそこにたくさんの子どもがいるように、多くの出来事があり、決して楽しいだけのものではなかった。

 このように不安の煽る現場実習の感想を述べていると、自分に対するこのふくまる教志塾の活動の意義がみいだせなくなるので、私の胸の中にある実習中の経験も述べておきたい。それは現場実習では子どもたちの成長のまさにその瞬間に立ち会えることができたことだ。授業中に成長した姿を見せる子もいれば、放課後に居残って宿題をしているときにその子なりの成長を見せる子もいる。一緒に遊んでいるときにその姿を見せる子もいれば、誰も見ていないところで成長を感じさせる子もいた。それぞれの成長の場面は違うが、やはりその瞬間の子どもたちの顔はどれもいい顔で、見ているこちらも自然と笑みをこぼしてしまう。そういったことに出会えたこと、これは小学校での内容の濃い現場実習のおかげであったと思う。また私が実習中に感じた多くの不安に対し、セミナーアドバイザーの方々は丁寧に対応してくれ、その中でいくつかの助言を与えてくれた。この助言があったからこそ、次に進んでいこうと思えた。これに対しても、大変、感謝している。

 1年間、ありがとうございました。

(写真)ふくまる教志塾2期生5

 私がふくまる教志塾に出会ったきっかけはインターネットを経由しふくまる教志塾を知りました。元々大阪府の教員になりたいと思い大学でのインターンシップでは3年間大阪府の幼稚園、小学校をボランティア学生として活動してきました。教員になるための能力・資質・態度を深めるためには教育委員会主催の教師塾しかないと思い、出会ったのがふくまる教志塾でした。

 教志塾での魅力は月に1回行われる「ふくまる夢たまごセミナー」池田市の教育を身をもって学ぶことが出来ることです。講義をしてくださる先生方の話は、学生に対し熱い思いを持って教えてくださるなと毎回思える充実したものでした。また、学生同士の意見交流会では名も顔も知らない方ばかりで不安もありましたが、講義においての考え、思いを話し合い新たな自分の力になり得るものだと思いました。

 またもう一つの魅力として現場実習では池田市立呉服小学校では多くのことを学ばさせて頂きました。活動のメインとして1学期、2学期は主に支援クラスに入り、各個人にある課題を克服出来るよう言葉掛け、支援をするよう心掛けました。関わり方が難しく悩んだこともありましたが、担当の先生方がとても優しい方ばかりで「あの子は~だからこうしたらいいよ」と教えて頂き、子どもに適した指導を学ぶことが出来ました。実際に現場に入らないとわからないことがたくさんありとてもいい勉強になりました。3学期は1年生クラスに入り学力が追いついていない子、自立、生活能力が少し欠けている子に付き添いその子にあった指導をするよう心掛けました。どう教えたらわかってくれるのか、どう言ったらわかってくれるのかと考え、先生方と話し合い、今では「チョコボール先生や」と喜んで寄り添ってくれる子がたくさん増えました。現場実習を通して子供との信頼関係の大切さを学べたことが1番良かったことだと思います。時には、指導の一貫としていけないことはダメ、やらなければいけないことに対し怒ったりもしましたが、子どもとの距離を壊すことなく、自分の思い、子どもの思いを分かち合う事が出来ました。

 ふくまる教志塾での経験を生かし教員採用試験に向かいたいと思います。もう一度ふくまる教志塾に入塾したいとも考えております。1年間ありがとうございました。

(写真)ふくまる教志塾2期生6

 今年もスクールサポーターをさせていただき、先生の子どもたちとの関わり方や授業の進め方を直に学ぶことができ、セミナーでは現場ですぐに実践できるようなことを学べて、今まで漠然と教師になりたいという目標しかなかったのが、なりたい教師像がはっきりしてきたのを実感します。

 大学で特別支援教育を学びとても関心をもったので、今年は支援学級の子どもたちと一緒に勉強したいと思い、6月から10月の運動会まで小学校へ週2日行かせてもらい、4年生と1年生の支援学級の子どもたちと一緒に勉強しました。私が関わった支援学級の子どもたちは、一緒にいてとても心が安らぐような明るく穏やかで支援するこちらが優しさと元気をもらえました。その周りにいる通常学級の子どもたちの接し方にも優しさがたくさん見られましたし、何よりも担任の先生の授業の配慮のやり方や進め方など、板書の工夫がとても勉強になりました。実際に学校に行って学ぶことは多く、2年間も経験することができ本当に良かったです。今年は教育実習があるのでそれに向けて授業のやり方も勉強しつつ、これからも子どもたちとの関わることを大切にし、子どもたちに良い影響を与えられる教師になれるよう頑張ります。

(写真)ふくまる教志塾2期生7

 私がこのふくまる教志塾を知ったのは、大学受験が終わったころでした。池田市広報に載っているのを祖母が見つけて、私に勧めてくれたのがきっかけでした。春から大阪教育大学に通うことになっていたのと、小学校からの思いで、先生になりたいと思っていた私にとってかけがえのない機会だと思って、入塾に臨みました。

 月に一回の夢たまごセミナーでは、毎回貴重なお話をきくことができました。現場の先生や先生をやったことがある人でしかわからない、こどもたちの現状、悩みや失敗談など、様々なお話をきいて実際に自分が教師になった時のことを想像することができました。それと同時にまた、様々な困難を前にしたとき自分は乗り切ることができるのか不安にもなりました。しかし、回を重ねて、一緒に学んだ方々とお話しをしたり、現場実習も通していくうちにその不安は私の楽しみになりました。

 現場実習は、後期から行かせてもらいました。はじめは、役に立てずもどかしい思いでうつむいてばかりでした。しかし、実習を重ねるたびにこどもたちがかわいくなり、先生の細かな教育方針が光り、したばかり向いていては罰があたるなと思いました。こんなにいい環境を経験させていただいているのだから、できるだけたくさんのことを吸収しようと後からですが、そう思いました。毎回、こどもたちの話をきいて、遊んで、一緒に困って、そこから発見することばかりでした。自分が思っていた以上にこどもたちは純粋でいろいろなことを考えているのだということがわかりました。上辺だけ触ったところで実際に寄り添ってみないとわからないことだらけだということを知りました。また、先生方の姿勢から、自分もいつかあんな先生になりたいなという気持ちに何度も何度もなりました。

 この1年、ふくまる教志塾を通して、様々な貴重な体験をさせていただきました。改めて、教師という職業は、幸せで責任の重い職業だと思いました。そして、教師という職業のあたたかさに触れて、ますます夢がふくらみました。ふくまる教志塾に入って、そこでの出会いがなければこんな風に心から思えていなかったかもしれません。本当にたくさんの方々に、感謝の気持ちでいっぱいです。1年間ありがとうございました。

(写真)ふくまる教志塾2期生8

 私がふくまる教志塾に入塾しようと思ったのは、月1回セミナーがあり、その上実際に小学校に入って実習ができると聞いたからです。

 セミナーではたくさんの先生方がお話をしてくださいました。今までの失敗談や困った事、嬉しかった話などとても貴重なお話を聞くことができ、とても勉強になり、毎回行われる班別協議では他の塾生の意見や熱い想いが聞けることがとても刺激的です。

 私は五月丘小学校で実習をさせていただきした。初めはとても緊張していましたが、学校に行くと「先生だれ?」「どこから来たん?」とたくさんの児童が話しかけてくれてくれました。私は学習支援の先生として、算数の授業のサポートをしました。どこが分からないのか、分からない問題をどう説明したら分かってもらえるのか、以前の私だったら考えなかった事を考えれるようになりました。また、児童の中には様々な背景を持った児童がいる事から、私は慎重に考えてから発言をしないといけないという事も学びました。そして、実習を通して私が1番驚いた事は、先生方の仲の良さです。先生方はとても仲の良く、職員室はいつも暖かい雰囲気に包まれていました。「私も将来こういう現場で働きたい」と強く思う事ができました。

 これらの体験は教育実習では体験出来ない事だと思うし、教師ではなく大学生という時間的に余裕があり考えられる時期に体験させていただいた事を、私はとても嬉しく思いました。この実習を通して学んだ事を将来につなげていけるようにしたいです。これから教師を目指す人にも是非入塾して、たくさんの事を学んで欲しいと思います。ありがとうございました。

(写真)ふくまる教志塾2期生9

 私がこのふくまる教志塾に参加しようとしたきっかけは、私自身3回生となり将来教師を目指すにいたって何かしたい。と思っていたときに、私の大学に池田の教育委員会の方が来ていただき、ふくまる教志塾の話をしてもらいました。その話を聞いたときに私はこのふくまる教志塾に参加して学んでみたい。色々なことを経験したいと思い参加しました。

 私は当初、池田になんのゆかりも無いのに参加してもいいのかな?と思うときもありましたが、何も知らない私にとって、セミナーなどで話してもらう池田の歴史等が新たな学びや発見になりました。

 現場実習では、実際の小学校に行かせて頂き、多くのことを学べました。学び合うことについてや先生方の子どもに対する熱意などを学んだりしました。また、子どもたちは、とても元気があり、学習についても積極的であったりと驚くところが多くありました。こういった子どもたちの姿を見ていると、現場の先生方のこうなってほしいという想いが子どもたちに伝わっているのだと思いました。以前にある子どもに「先生、早く本当の先生になって、私の担任してほしい」といってくれました。

 セミナーでの話や小学校の現場での体験を忘れず自分のものにして教師になるために努力していきたいと思いました。とてもいい経験ができました。ありがとうございました。

(写真)ふくまる教志塾2期生10

 私は大学で教育学部に所属しています。2回生を迎えて、このまま勉強して教師になって大丈夫だろうかという気持ちが講義を受ける中で芽生えました。そんなとき、地元池田のふくまる教志塾を知り、現場実習に惹かれ入塾しました。

 入塾して周りに同じく教師を目指す塾生と接する機会がありました。それが、月1で行われるセミナーです。外部の先生や実際に池田の教育現場で活躍されている先生方、様々な学びを得て、そしてその学びをもとに塾生同士で考えを交えました。私は他の塾生の熱意に圧倒されるばかりです。負けてられない、もっと真剣に取り組もう。そういった心構えでセミナーを受けることができました。

 ふくまる教志塾でのもう一つの活動、私が入塾するきっかけとなった現場実習で、私の教師という職業に対する認識と子どもたちとの関わり方は大きく変わりました。初めて入った教室でいきなり起きたのはケンカ。子どもたちにどんな声をかければいいのか、どう動けばよいのか、何もかもがわかりませんでした。初日は呆然として、このままだと自信を無くしてしまうとさえ感じました。しかし、何日も何か月も子どもたちと接することによって、関わり方や声のかけ方をなんとなくつかめるようになりました。

 それと同時に、子どもたちが心を開いて気軽に接してくれるようになると今度は子どもたちとの距離感について悩みました。もちろん友だちではありません。しかし、実際の学校の先生とは違った立場でもあります。どこまで注意していいのか、怒りすぎると子どもたちが離れていってしまうのではないか、様々な葛藤がありました。しかし、ダメなことはダメ、きちんと叱るタイミングを学ぶことで、何とか距離感をつかむことができました。

 現場実習で様々なことを学びました。特に現場の先生方には子どもたちとの接し方、抱える問題、子どもたちが楽しく参加できる授業づくり、興味を引く教材づくりなど、様々なことを教えてもらいました。この1年間の学びはふくまる教志塾でしかできない貴重な学びでした。将来教師となったとき、これらの学びを糧に、より良い学級づくりをしたいと思います。

(写真)ふくまる教志塾2期生11

 私が、ふくまる教志塾に入塾しようと決めたきっかけは、池田市教育委員会が主催で教師を目指すたまごを育てようというところに魅かれたからです。教師を目指すにあたって、今何を学ぶべきなのか、自分自身でも分かっていなかった部分を、月1回のセミナーと週1回の現場実習から学ぶことができたと思います。

 セミナーでは、毎回決まったテーマについて、講師の方に来ていただきお話していただきました。テーマも今の教育現場に必要なことや問題に対しての対処方法など、講師の先生方の経験談なども入れながら話していただいたので、非常に勉強になりました。

 現場実習では、1年間通して行くことで本当にたくさんのことを学ばせてもらいました。私の実習先は母校であり、教育実習、ボランティアと引き続き2年間お世話になりました。実習先では、もともと行っていたこともあり、私のことを知っている子どもばかりだったので、学年関係なく子どもとたくさん関われたことが最も良かったことだと思います。先生方の協力もあって研究授業なども見させてもらい、たくさんの指導や助言もいただき、行くたびに勉強できたと思います。

 ふくまる教志塾を通して学んだことは、必ず教師に役立つ知識や経験だったと思います。ふくまる教志塾を開講していただいた池田市教育委員会の皆さんには、非常にお世話になりました。今後ふくまる教志塾に入塾を考えている皆さんは、是非入塾することをお勧めします。セミナー、現場実習以外にも採用試験のサポートまで本当に塾生、聴講生を大切にしてくれます。池田市教育委員会の皆さん1年間ありがとうございました。

(写真)ふくまる教志塾2期生12

 私は、教育現場での経験不足から、教師として働くことが自分にはできるのだろうかという不安がずっとあり、どうにかしたいと思っていました。偶然に知ったふくまる教志塾の入塾説明会に参加して、塾生になるとセミナー、研修に参加できることを知り、この機会を逃すものかとすぐに入塾を決めました。

 セミナーでは、教師としての役割、指導力、授業力の向上について現職の先生からお話を聴くことができました。現場を離れている大学の講義とはまた違い、現場の話をたくさん聴くことができるのが「ふくまる夢たまごセミナー」の素晴らしいところです。新たな知識として身につけることが多過ぎて、先生方のように活躍できるだろうかと不安になることもありましたが、自分の考えに足りなかった部分を補うことができ、自身が人間としても成長できる大きな機会になりました。研修では、担当することになった中学校へ出向き、実際の教育現場を体験することができました。学校には様々な生徒がいて、時には対応が難しい場面に遭遇することもありましたが、そこで思ったことは生徒と正直に向き合うことの大切さです。たとえ道理として正しくても、自分の本心ではない、人から聞いたような声掛けは生徒のこころに響きません。生徒の話に耳を傾ける姿勢を持ち、自分のことばで相手を思いやって伝えなければ、生徒との信頼関係は築けないということを学びました。セミナー、現場実習と本当に素晴らしい機会を得ることができたと思います。

 私は、このふくまる教志塾で、教師を目指す素敵な仲間と出会うことができました。熱意あふれる意見やその姿勢に刺激され、背中を押され、ともに児童・生徒の支えとなる教師を目指していきたいと強く思うようになりました。また、よい例にはなれなかったと思いますが、今後、働きながら池田市の教師を目指す方の前例になればうれしいです。たくさんご迷惑をおかけしましたが、貴重な機会を与えてくださった池田市教育委員会の方々、出会えた教志塾の仲間に感謝しております。

(写真)ふくまる教志塾2期生13

 私がふくまる教志塾に入る一番の理由となったのは、現場実習の存在でした。総合演習で小学校に行き、実習で特別支援学校に行き、夏には教育実習で高校に行く予定だった私は、何らかの形で中学校にも実習に行きたいと思っていたので、友人からふくまる教志塾の話を聞いたとき、「これだ」と思いました。この時私は、小学校や特別支援学校にはすぐ馴染めたので、中学校にもすぐ馴染めるだろうと思っていたのですが、これは甘い考えでした。

 私は、「中学校に一番悩み・問題を抱えている生徒が多そうなので、自分が良い相談相手であり指導者となって、生徒たちを救いたい」との想いから、中学校の教師を志望していました。よって現場実習ではいろいろな生徒の悩みを聞きたいと思っていたのですが、どの子の悩みも聞けませんでした。中学生、中でも別室登校している生徒は極めて繊細で、壁を作っている子が多かったですし、仲良くなれた子も、「教師」に相談するようなことはしませんでした。ここで私は、目指していたものの壁の高さをはっきりと実感しました。しかし同時に、何人かの先生方を見て、それが無理ではないこともわかりました。道のりは長いですが、こつこつ信頼と実績を積み上げていくつもりです。

 ふくまる教志塾での活動は、上記のこと以外にもたくさんのことを私に教えてくれました。安全教育、地域学習、教育のコツは・・・。どれも教師になるにあたって欠かせないものばかりで、現場に立つということが、入塾する前より格段に現実的になりました。しかしそれらの知識以上に、ふくまる教志塾に熱い思いで関わっている人々の姿を見て、「教育に関わる大人をひとくくりにして叩く人が多いけれど、こんなに本気で地域の教育について考えている人もいるんだ。私もその地域に誇りを持って働きたい。」と強く思えたことが、何よりの収穫だったと私は思います。

 生徒から急に教師になることは難しいと思います。教師を目指す皆さんはぜひ、生徒から教師へのワンステップ「教師見習い」になれるふくまる教志塾に入ってほしいと思います。

(写真)ふくまる教志塾2期生14

 出会い、それはふくまる教志塾の最大の魅力です。この一年で私は様々な人たちに出会うことができました。

 ひとつに、池田市教育委員会の先生方です。私たち塾生に対して本当に熱心に指導してくださった先生方。グループワークの際には私たちと共に真剣に議題について話し合っていただき、池田の教育に対して本気で考える姿に、私もいつまでも教育に対しての情熱を忘れまいという気持ちがより強いものとなりました。

 そして、もうひとつ大きな出会いは実習校の先生方、生徒たちです。現場実習を行う中で、具体的に先生方のお仕事を見ることができ、生徒たちへの対応の仕方など、現場でしかわからないことを多く学びました。それも、私たち現場実習生を快く受け入れてくださった現場の先生方の協力があったからです。最後に、共に教師を志し学んできた教志塾の仲間たち。意識の高い仲間たちに囲まれ、私は毎回いい刺激を受けていたように思います。教育について自分たちなりに考え、意見をぶつけ合う。仲間たちと話し合い、交流を深めることで、共に夢を追う楽しさ、そして悩んだときには頼ることができる心強さ、様々なことを与えてもらったように感じます。

 こんなたくさんの出会いをくれたふくまる教志塾。この出会いを生かし、教師という夢をつかみにいきます。

(写真)ふくまる教志塾2期生15

 ふくまる教志塾に応募したきっかけは、実際に学校へ実習として行かせていただけるということでした。もちろん座学も大きな魅力でしたが、実際に学校へ行くことで教育実習や座学では見えてこないが学べるのではないか、という思いがありました。実際に毎週学校へ行かせていただくことで、たくさんの新しい発見がありました。生徒たちと会うのが毎週楽しみでした。支援学級を中心に実習をさせていただき、なかなか他ではできない体験をさせていただきました。さらに、毎回その記録をセミナーノートの残すことで、その日にあったことや、自分が考えたこと、学んだことなどをいつでも見返すことができました。また、丹松先生が提出するたびにくださるコメントを読み、次に生かすことができたと思います。

 さらに、座学においてもただ講師の方々の話を聞くだけでなく、他の塾生との意見交換の時間が毎回設けられており、インプットをしたうえで、自分の考えを加味し、アウトプットするという流れがあり、毎回非常に刺激を受けることができました。大阪教育大学の先生、池田市の教育委員会の方々、現場で実際に働かれている先生など、たくさんの方々から貴重なお話をたくさん聞くことができ、これからのモチベーションも上がりました。

 採用試験の直前には、1次2次ともに対策をしていただき、本当にためになりました。また、同じ教育というステージを目指す仲間とたくさん出会うことができて、教員採用試験を頑張ろうという気持ちも強く持つことができました。また、池田市教育委員会の方々がいつも気さくにお話をしていただいたり、熱心に質問に対し答えていただき、本当に感謝しています。ありがとうございました。

(写真)ふくまる教志塾2期生16

 1年間のふくまる教志塾のセミナー、そして実習を通じてさまざまな人に出会い、すごく成長でき、自分自身のなかで曖昧になっていた『なにをするべきなのか』ということに気づくことができました。

 ふくまる教志塾でかかわっていた先生方や同じく教師を目指している友人たちとこの1年を過ごせてすごく楽しかったです。
 私はまだ教員採用試験を受けていませんが、ふくまるで採用試験を受け、合格した人がいると本人と同じようにうれしく思いました。

 この一年を通じ、ふくまるで学んだ友人たちはよき仲間である反面、よきライバルでもあり、こういう関係を作ることができたこの環境にすごく私は恵まれているな、と実感しました。

(写真)ふくまる教志塾2期生17

 ふくまる教志塾では月1回、合計10回行われるふくまる夢たまごセミナーがありました。ここでは毎回、実際の教育に関わる先生方から様々なテーマに沿ってじっくりとお話を聞くことができました。どのセミナーも教育現場の楽しさや難しさが目に浮かぶ様な、内容の濃い講義ばかりでした。また講義後に行われる班別協議ではそれぞれ感じたことや感想など意見交換が行われ今まで自分が感じたことのない思いなどを聞くことができ色々なことを吸収することができました。

 つぎに現場実習では1・2・3年生の男子体育の補助として授業に参加させていただきました。そこで私が感じたことは、3年間を見越した授業づくりをしなければならないということでした。また体育の授業で何よりも大切だと感じたことは「集団としての規律を守る。」ということです。体育の授業では気を緩めてしまうと授業ではなく遊びとなり怪我などを引き起こしてしまう場合があるため、授業でのルールづくりがなにより必要なことだと感じました。先生方は適度な緊張感を保ちつつ、メリハリのあるおもしろい授業をされていた様に思いました。そしてそれが生徒との信頼関係を生んでいるようにも感じることができました。自分自身楽しかったことは、大好きなスポーツで子どもたちとたくさんのコミュニケーションをとれたことです。

 この1年間の活動を通して教科書には書いていない教員として大切なことをたくさん学ぶことができました。そして何より学校現場で働きたいという気持ちがより一層強くなりました。

(写真)ふくまる教志塾2期生18

 昨年度はこのふくまる教志塾に聴講生という形で参加をして、セミナーのみに参加していました。この毎月のセミナーを受講していく中で、「池田市の教員になりたい!」という思いが強くなり、今年度は本格的に塾生として参加させてもらいました。

 ふくまる教志塾では、一年間の現場実習と、月に1回行われる「ふくまる夢たまごセミナー」がありました。 現場実習は教育実習とは違い、学校のことをより知る、いい機会になりました。授業中の子どもの顔、休憩時間中の子どもの顔、部活中の子どもの顔、いろんな子どもの顔を見ることができました。自分の専門である数学の授業だけではなく、理科、音楽、技術など、様々な教科の授業を見る中で、先生方の子どもとのかかわり方を勉強したり、数学では自分だったら、どのように授業をするのかも考えながら、授業見学したり、問題演習中の子どもたちのサポートに入りました。実際に現場にはいって、こどもとの関わり方で悩んだ時もたくさんあります、その時ふくまるセミナーノートに悩みを書いたり、セミナー後の時間にふくまるスタッフの先生のもとに相談にいったりして、解決することができました。

 「ふくまる夢たまごセミナー」では池田市の教育について、授業づくりについて、そして大阪教育大学の野口先生、成山先生の貴重な講演を聞くことができるなど毎月非常にためになる講座でした。講座後には「先生になってから~のような考え方を大切にしよう、これは実際にやってみよう。」など毎月発見があり、先生になって頑張るという熱意がより高まっていました。

 私は4回生で教員採用試験を受けたのですが、その際にも模擬授業対策などをしてくださったり、非常にその対策講座はためになりました。このふくまる教志塾に入っていなければ、本気で大阪府の池田市の教員を目指そうと思っていなかったかもしれません、それくらい、この教志塾で池田の教育の魅力に触れることができました。ふくまるのスタッフの先生方、現場実習でお世話になった石橋中学校の教職員の皆様、そしてふくまる教志塾で出会い、いろんな議論を交わしたり、交流したたくさんの塾生の仲間に本当に感謝しています。

 4月から教壇にたって、子どもたちの話を聴いて、そして生徒の事を想った行動がとれ、まっすぐな思いを全力で伝えられる先生を目指して日々頑張っていきます。

(写真)ふくまる教志塾2期生19

 このふくまる教志塾を見つけた日は募集期限を締め切った後だった。しかし私の無理なお願いを聞き入れてくださり、参加させていただくことになった。それが私のふくまる教志塾生としてのスタートである。

 月に一度行われる「ふくまる夢たまごセミナー」では教育に関することを幅広く教えていただいた。大学では聞くことの出来ないようなお話、また実際に学校現場で働いていらっしゃる先生方から直接お話しなど内容も濃いものばかりだった。正直、これらのお話を聞いて楽しそうだと思うことばかりではなかった。本当に教師になれるのだろうか?そのようなことを思うことの方が多かったかもしれない。

 そのような私に前を向かせてくれた活動が現場実習だ。実際に学校現場に入り、学習活動の支援をさせていただいた。そこでも夢ばかりが広がるものではなかった。不安が押し寄せてくる日もあった。それでも生徒たちは私を見かけると声をかけてくれた。あだ名までつけて呼んでくれた。それが何よりもうれしかった。また私のやる気にもなった。

 ふくまる教志塾での活動を通して、楽しさだけでなく大変さを感じた。しかし私はこのふくまる教志塾に参加させていただいて本当によかったと思っている。大変だと言葉で聞いても、本当の大変さは分からない。また楽しいと聞いても、どれだけ楽しいものなのか、やりがいの感じられるものなのかも分からない。それらを体験させていただくことで教員という仕事を見つめられた。

 現場実習をさせていただいた中学校の先生方、生徒たち、このふくまる教志塾に参加させていただいたみなさん、お話しを聞かせていただいた方々。多くの人のおかげで今の私がいるのだと思う。本当にこの教志塾に参加させていただけてよかった。

(写真)ふくまる教志塾2期生20

 ふくまる教志塾に参加させて頂いて、たくさんの出会いと学びがありました。教育委員会の先生方、学校の先生方、セミナーの講師の先生方、塾生のみんなに大変お世話になりました。

 私は、細河中学校で現場実習をさせて頂きました。主に1年生の授業のサポートで、プリント学習やワークの支援です。教頭先生が先生方にふくまる教志塾の生徒と紹介して下さり、自分の専門の授業だけではなく、他の教科はもちろん、道徳の授業や行事の練習も参加させて下さいました。先生方も、どの授業でも気兼ねなく見ても良いと声をかけて下さり、多くの現場を見ることができ勉強になりました。

 生徒との関わりは楽しかったです。すぐに打ち解けてくれて、趣味の話や、友だち、家族のことを話してくれました。しかし、楽しいことばかりでもなくて、指導や注意をしないといけない場面も多々ありました。私は上手く指導ができず、表面上での注意になってしまいましたが、どのように対応すれば良いか等を先生方にすぐ聞くことができました。また、先生方、一団となって生徒の話を聞いて理解して、育てていこうと指導をされているのを見ることができたことは、大変参考になりました。

 セミナーでも現場の先生方の取り組みを聞くことができたり、教師としての心構えを教えて頂けたり、今後の活動に活用できる技術、知識を教えて頂けました。

 教員採用試験の対策も行って頂き大変感謝しています。塾生とも実習の話や教育のことで話ができたことも嬉しく思います。この1年間多くの方から頂いたものを活かせるように今後も教育の関わっていきたいと思います。

 ありがとうございました。

(写真)ふくまる教志塾2期生21

 私がふくまる教志塾に入塾しようと思ったきっかけは、五月丘小学校の校長先生が声をかけてくれたからです。あと、前年からふくまる教志塾があることをしっていました。実際に五月丘小学校に現場実習に来て話を聞いていたのでどんな活動が行われているのか知っていたので機会があったら是非とも参加したいと考えていたので即決で参加を希望しました。そして聴講生として勉強することができました。

 実際に講義・フィールドワーク・池田散策等の活動をしました。私は池田市にずっと住み小・中学校を卒業しましたが、池田についてまだまだ知らないことが多いことに気がつきました。やはり、地元のことはとても愛着があり講師の先生が丁寧に説明してくれるので理解が深まりました。そしてなんと言っても私にとって勉強になったのが各講義の最後にある「班別協議」です。講義を聞いたうえで自分の意見や他の人の意見を話し合うことです。決められた時間内に班としての考えや意見をまとめる作業や発表の仕方の工夫を体験できたことはとてもいい経験になりました。そして、他の班の発表やその内容などを聞き自分とは違う視点からテーマについて考えているようなことを聞くと、凄く勉強になっていると実感できました。

 聴講生として参加しましたが、やはり現場に出るだけではなく講義を聞いて知識をもって現場で実践するというサイクルの大切さを知りました。そのことによって、以前の子どもへの指導より知識がついてからの指導では全く違う子どもの反応をみることができました。これからも現場ばかりでなく講義などに参加して知識をしっかりつけて指導していこうと思いました。

(写真)ふくまる教志塾2期生22

 私がこのふくまる教志塾に入塾しようと思った訳はいろいろな経験を積んでみたいと思ったからです。私はボランティアなどを通じてたくさんの子どもとかかわる機会が多かったのですが、実際「学校生活」という場面では子どもを見たことも関わったこともないので自分にとっては大きな経験を積めるよい機会と思い入塾試験を受けさせていただきました。聴講生としての参加でしたがこの一年充実した一年を過ごすことができました。

 ふくまる教志塾の主な活動としての一つのセミナーには大学の講義の関係もあり三回のみの参加となりましたが、この三回のセミナーも確実に私の良い経験に成りました。前で話していただく先生のお話もこれから教師になろうとしている私たちに向けて「良い教師になるように」という熱い思いがひしひしと伝わり、私自身いろいろな先生の思いへの恩返しも含め頑張らなくてはと思いました。ふくまるセミナーに参加していた塾生のみなさんとセミナーで班別協議をした時も、「こんな考え方もあるんだ。」と気付くこともたくさんあり参考になりました。

 現場実習は、私はボランティアとして週に一回程度のサポートだったのですが、本当にたくさんのことを学びました。まずは自分の経験の浅さを痛感させられました。いざ、サポートに入った時に自分にできることが何一つとしてわからなかったのです。一番感じたのは現場の雰囲気を全然知らないままに自分が教員採用試験に受かってこのクラスの担任になった時に何もできなかったのではないかという恐怖です。いろんな子どものいろんな関わり方を知れたのは本当にこのふくまる教師塾のおかげです。クラスの雰囲気づくりってこういう風にしてるのだと考えたのもサポートに入ってからです。発達障害の子どもなどへの配慮、その他の色々なことも現場の先生方にやさしく教えていただきました。まだまだ自分自身課題が残っているのですが課題を見つけることができたことが大きな一歩と思います。

 本当にこのふくまる教志塾に入って良かったと思います。よい経験ができるだけでなく仲間もでき、自分自身と向き合うことができました。熱い先生、熱い仲間に囲まれて幸せでした。これからはもっとたくさんの人が入塾してくれて熱い仲間になっていってほしいと思います。私も将来に向けて頑張っていきたいと思います。

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 私は、今回聴講生としてふくまる教志塾に入塾しました。月に1回のふくまる夢たまごセミナーでは、毎回様々なテーマの講義を受けることができ、自分の教育に対する思いや、目指す教師像を考える大きなきっかけとなりました。班でのグループワークや発表を通じて個人での学びをグループで深め、さらに全体に広げることでより多くの学びを得られました。

 そして、先生方から学校支援ボランティアを紹介していただき、2つの場で活動することができました。1つは池田中学校で開かれている絵画教室です。そこでは、幅広い年齢層の方々とのふれあいがあり、子ども達と話したり、絵画から自由な発想や創造性を感じることができました。もう1つは、秦野小学校での放課後学習です。3・4年生のさんすうひろばという学習の場での補助をさせていただきました。児童に積極的にかかわり、「できた!」「わかった!」と学習の中でよろこびがあふれる顔を見て、やりがいを感じ先生になりたいという思いが強まりました。

 ふくまる教志塾を通して、先生方や子ども達、同志の仲間に出会えたことは、私にとっての宝物となりました。そして、これからもそのつながりを大切にしていこうと思います。

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 私は、聴講生として月に1回の夢たまごセミナーやフィールドワークに参加しました。

 「ふくまる夢たまごセミナー」には、二つの活動があります。一つ目は、様々な教育テーマの話を聴く活動で、二つ目は、班別協議で塾生同士の意見を交流する活動です。最も印象に残った講演は、安全教育についてのお話でした。これから教師を目指す者としての責任を強く感じました。また、毎回貴重な話を聴くことが出来るだけでなく、仲間と意見を交流することで、新たな気づきを得られたり、自分の考えをより深める機会となりました。私は小学校の教員を志望していたのですが、中学校教諭を目指しておられる方とも一緒に討論できた点も勉強になりました。小中連携が必要とされる現場に出る者として、お互いが協力するきっかけとしたいです。

 フィールドワークは、他府県出身の私にとって知らないことの連続でした。知らない土地で教員をするにあたって、勉強しなけばならない歴史があると学びました。それは、教師が伝統や文化を受け継いでいく子どもたちに、深くかかわる存在であるからだと考えました。また直接見て触れる、体験活動の重要性も学びました。

 私は、ふくまる教志塾に参加していたおかげで、教員採用試験も突破することが出来ました。それは常に教師になることだけでなく、どのような教師になりたいか、教師になってどんなことがしたいかを具体的に考えることができていたからだと思います。大学の授業では絶対に聴くことができない話を聴き、教師という同じ志をもつ仲間ができるので、ぜひ来年度もたくさんの方に入塾していただきたいと思います。

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 入塾してすぐ、とても驚いたことがあります。それは、私よりも若い方が多かったことです。教員採用試験を間近に控えている方々ばかりだと思っていた私は、自己紹介をするたびに年齢の差に驚きまた、受講しておられる方全員の志の高さを目の当たりにしました。

 講義の中で最も印象深かった言葉があります。それは、第7回セミナー・矢野克己先生の「将来、犯罪者(加害者)になってしまうような子どもを育ててはいけない。」というお言葉です。今まで私は、何か事件が起こるたびに、加害者自身を憎むことで怒りを抑えていました。しかし、今では「こんな子どもを育てないようにしよう。学校でどんな指導ができるだろうか。」と考えることができるようになりました。自分自身の考え方、心の持ち方でニュース一つをとっても学びになるということに気付くことができました。

 ふくまる教志塾で学んだことは本当にたくさんあります。その中でも、一番の収穫は「今後の教育への希望」を持つことができたことだと思います。もちろん、教壇に立つことに不安がないとは言えませんが、私は「期待」の方が大きいと感じています。

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 一年間お世話になりました。ふくまる教志塾には、私が大学二回生のときに参加しました。内容は想像以上に面白く、毎月通うことが楽しみになっていました。特に著名な先生方のお話には、ときには涙ぐみ、ときには手に汗をにぎり、教師としても人としても考えさせられることが多かったです。毎回班ごとに行われるディスカッションでは同期の方との有意義な意見交換ができ、また全員の前で自分の意見を発表するときは本当に緊張して声が震えたことを覚えています。大学とはまた違う、ふくまる教志塾独特の緊張感がそこにはありました。真剣な眼差しをもって教育について語ることが、ふくまる教志塾では毎回当たり前のように行われていて、これはまさに私が教志塾に求めていたものでした。教育について「真剣」「本気」になりたい、また少しでも興味がある方はぜひ参加してみてほしいと思います。

 最初は、全員が知らない者同士であったので口数は少なかったのですが、行く度に知っている顔が増えていき、今では良い刺激を与え合える存在になれたと思っています。私は聴講生として参加していたので現場実習には行きませんでしたが、実習をされている方々は本当に楽しそうにそれぞれの学校のことを語っていました。時間があればぜひ実習にも参加したかったです。

 ふくまる教志塾を支えていただいている池田市教育委員会の方々には、本当に一年間お世話になりました。ときに優しく、ときに厳しく私たちを教育していただき、一人の成人として接して下さったことを嬉しく思います。本当に貴重な出会いや経験をさせていただいたと心から感謝しております。この経験を忘れることなくこれからも教師を目指して切磋琢磨し、必ず教師になります。ありがとうございました。

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 私はこのふくまる教志塾に聴講生として今年初めて入塾しました。最初は「教志塾ってなにをするところなんだろう?」とか「周りについていけるかな?」とか、第1回目のセミナーが始まるまでは正直期待よりも不安の気持ちほうが大きかったです。そんな中、どきどきしながら第一回目の講義が始まり、この日は大阪教育大学の野口先生の講演を聴かせてもらいました。そしてこの講演を聞き終わった後、私は言葉が出ないくらい胸が熱くなったことを今でも覚えています。いままで小学校教師を目指してここまできたけど、本当に教師になりたいのか分からなくなったり、自分に教師なんてできるのかな?と思うことが多々ありました。「こんな気持ちのままで採用試験なんて受かるわけない」という自分の中での葛藤があったり、将来への不安も募る一方でした。そんなときにこの講演を聴いて、子どもが好きという気持ちだけでも教師を目指しても良いんだということを思え、そのことが自信にもつながりました。私の中での「教師になりたい!」という気持ちが固まったのもこの日からだなあと今になって思います。

 この講義をきっかけに、私はセミナーに通うことが本当に楽しみになりました。「今日はどんなことを学ぶんだろう?」と毎回わくわくした気持ちで通っていました。それぞれの講演は、大学では学ばない内容ばかりで、教育界の新しい世界を知ることができたり、自分の中での教師像がどんどん変わっていくのを実感として感じることできました。

 しかし後期になってからは大学の授業の関係でほとんど参加できなかったのがすごく残念です。このセミナーに参加してなかったら、今頃自分はどうなっていたんだろう?とふと思います。それくらい、私の中ではすごく刺激のある、学びの多い時間を過ごさせてもらいました。また3回生になって、もし参加できるなら次は現場実習も込めた塾生として参加したいと思います。

 山田先生、丹松先生、その他教育委員会のみなさん、1年間本当にありがとうございました。

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 私は先輩の紹介でふくまる教志塾を知りました。通常この手のプログラムには興味がないのですが、年間約100時間の現場実習があるということで、参加を決めました。実際には大学の授業の関係で現場実習に出られないため、聴講生としての参加になりましたが、土曜日の補修授業のお手伝いを数回させていただくなど、実地の体験を得られたのがありがたかったと思います。月1回のセミナーでは、様々なテーマに沿って、同年代の教職志望者の考えに触れることができました。私自身はそもそも教員を目指すかどうかで迷っており、専門的な知識も欠いた状態で発言していましたが、とにもかくにもこういった場に出てみることで、自分のできること、またできないことを知り、成長できたと思います。結果的に教員にはならないことにしましたが、このセミナーは重要な決断を下すための大きな糧となりました。来年度も多くの参加者が集まることを願っています。

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 私がふくまる教志塾に入ろうと思ったきっかけは、池田市の教員になりたいと思ったからです。現在は児童・生徒支援サポーターとして勤務しているため、聴講生という立場で参加させていただきました。

 私がふくまる教志塾の一員として参加が出来て良かったと思うことは大きく分けて二つあります。一つ目は現場の先生の声が生で聴けたということです。通信教育で勉強している私にとっては、先生の話を聞けるというのはとても貴重な体験でした。毎回内容が濃く、考えさせられる内容ばかりでした。なかでも印象に残っているのは野口克海先生のお話でした。体の弱い子、勉強のわからない子、家庭に恵まれない子の気持ちがわかることが良い教師の条件である、子どもに好かれようと思うな、好きになれ、という言葉が心に響きました。毎回変わる先生たちのお話を聞き、少しでも吸収しようと心掛けました。

 二つ目は教職を目指す仲間が出来たということです。ふくまる教志塾の名物でもある班別協議ではお互いの意見を交換することができました。意見を言い合い、聞き合うことで自分の考えもまとまっていきました。そして、私と同じように教師を目指す仲間がこんなに多くいるのだと思うと嬉しく思いました。池田市の教師になり、ふくまる教志塾で出会った仲間たちと同じ職場で働ける日が来るのがとても楽しみです。

 次の第三期ふくまる教志塾には是非塾生として入塾し、より一層教師への夢へと進んでいきたいと思います。

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 私は大学を卒業した後、民間企業で働いていましたが、26歳の時に教師を目指すことを決め、教員免許を取得するために大学に編入しました。教師として教壇に立つ前に少しでも現場を知りたいと思い、スクールボランティアのようなことはできないものかと池田市教育委員会を訪ねました。そこで偶然にふくまる教志塾のことを知りました。

 ふくまる教志塾には、月1回行われる「ふくまる夢たまごセミナー」と現場実習があります。私はスクールサポーターをしていた為、現場実習に参加するのは難しく、聴講生としてセミナーに参加しました。

 ふくまる教志塾には様々な人が塾生や聴講生として参加していました。現役の大学生で教師を目指している若い人から、私のように20代半ばか後半で教師を目指す人もいました。私は通信制の大学で教員免許の取得を目指していたので、ふくまる教志塾で同じ志を持った人に出会えるのは新鮮でした。セミナーでは、様々な先生方が講師として来られ、貴重なお話を聞かせて頂きました。特に、私は毎回行われる班別協議の時間が楽しかったです。その日のテーマについて自分はどう考えたかのかを班員同士がお互いに伝え合うことで、より深く考えることができました。能動的で活動的な時間でした。セミナーのテーマは様々ですが、教育現場でのお話や、教員採用試験の面接対策などもあり、教員を目指す人はセミナーだけでも参加する価値が十分にあると思います。私は現場実習に参加できませんでしたが、現場実習に行った塾生の話を聞くと充実している様子でした。

 ふくまる教志塾に参加させて頂いてよかったです。

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 この度の『ふくまる教志塾』受講の目的としては、大学3年間の教職課程での学びが、実際に学校現場ではどのように活用されているのかを学ぶことです。私が重視する箇所はいわゆる、勉強嫌いの生徒に対して、先生がどういうアプローチを仕掛けて、成長を促していくかというところです。また、大学で学べない、現場でわかることを身に付けることも同時に目的としていました。

 講座の受講を通して、教員は様々な業務を抱えており、生徒と深く関わる時間が少ないことを学ぶことが出来ました。授業で課題を出せば、出した分だけ授業外で、丸つけ作業が待っています。もちろん授業をする前には事前準備で指導案を確認し、生徒にとってわかりやすい授業になるかということも考えなければなりません。業務の管理や時間管理を上手く組み合わせることが出来なければ、授業の事前準備の時間を十分に取ることができません。生徒から信頼を得るために重要なことは教科指導力の高さであり、教科指導力の高い先生は、生徒から信頼されやすく、生徒指導の場面においてかなり効き目が出てくると考えられます。また、学校現場は予想以上に事務作業が多く、これを効率よく行うことが、生徒と接する時間を確保する重要な要素であることを学びました。

  しかし、いつまでたっても、教科指導力が低い先生は生徒と深く関わることが出来ずに、信頼も得られず、生徒にとってわかりにくい授業しか出来ない先生になってしまいます。

 そのため、今後の私の課題は教科指導力を挙げることです。大学4回生では教育実習で実際に授業をするので、教科指導力を上げることが重要だということを学べた点では、大きな収穫があったと思います。しかし、教科指導力を上げることは教師にとっての永遠の課題であるとも考えています。なぜなら、生徒が変われば、指導方法を変える必要があるからです。毎年同じ単元を指導する場合でも、柔軟に導入や展開を少し変えることでより良い授業になることでしょう。その柔軟さは教科指導力の高さに裏付けられていると思います。

 最後に、セミナー受講を通して、意識の高い仲間と共に研鑽し学び合えたことが何よりの財産になったかと考えます。これからも、ここで出来た繋がりを大切にしていきたいと思います。

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 私はふくまる教志塾に聴講生として入塾しました。入塾以前から池田中学のMTP(My Town Project)で現場実習は経験していたので、セミナーだけでも参加できるということで聴講生として参加させて頂きました。この塾の魅力は、まず第一に地域密着型で教育現場の『今』を知れる点です。現役で教壇に立つ先生方から毎回池田の教育の現状を知れることや、実際に街に繰り出し池田の歴史や観光スポットなどを知れる点など、これから池田を含む北摂地域で教員となる塾生にとって非常に役に立つことだと思います。第二に、小・中・高校と目指す学校が違う塾生と出会える点です。セミナー後のディスカッションには必ず目指す学校の違う塾生とのグループワークになるので、なぜ教師を目指すのか、なぜ小/中学校なのか、など普段接することのない塾生とのふれあいは非常に貴重なものでした。

 ふくまる教志塾は学生生活では経験できないことができるいい機会だと思います。私も4月から教壇に立つことになりました。ここで得た知識や経験は必ず教師になった際にも役に立つと思います。

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 塾生一年目の私は、教育実習とは違う雰囲気の現場への不安と、もっと高い意識を他の教師(志)たちと高め合わなくてはという向上心から、この池田市教育委員会の取り組みである、ふくまる教志塾に出会いました。

 行政機関の方々が、積極的に教員のたまごたちを育てようという姿勢が、新米であるわたしにはとても心強く、チームプレーで教育をする!という安心感を得ました。大学生のみなさんも、社会の先輩方がこのような取り組みをされていて、恵まれた環境を与えて下さっていることに、感謝の気持ちでいっぱいだと思います。

 時間があるうちに、勉強ができるうちに、大きなことを学ぶ学生さん!つまり大学生になって下さい。わたしも社会人になっても大学生の向学心を忘れず、このような取り組みに積極的に参加していきたいと思います。

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 私はふくまる教志塾に塾生としてではなく、聴講生として入塾させて頂きましたが、本当にたくさんのことを学ぶことができ、また貴重な経験ができたなと感じています。本当にありがとうございました。夢たまごセミナーでは、現場の先生方の講義や普段あまり聞くことのできない貴重なお話を聞かせて頂くことができました。またその後のグループディスカッションを通して、自分とは違った視点から見た仲間の意見を聞くことや様々な指摘なども頂くことができ、とても勉強になりました。

 そして、現場実習としてではありませんが、学習支援として池田市立北豊島小学校と池田市立五月丘小学校でお世話になりました。現場では主に勉強が苦手な子どもに教えたり、運動会前ということもあり、運動会の練習にも参加することも出来ました。六年生の組体操・騎馬戦には練習から入り、本番も出させて頂きました。練習では出来ないことを一生懸命練習している姿を見ていたのもあり、なかなか成功できなかったことが特に組体操でのピラミッドが本番成功したときには本当に感動しました。また、運動会に向けての先生方の動きや運動会の流れなどを見ることができ、とても勉強になりました。

 現場では様々なことを学びましたが、特に子どもとの信頼関係を構築していくことが大切だと改めて感じました。叱るにしろ、褒めるにしろ信頼関係を築けているからこそ、子どもの心に届くのだなと感じました。信頼関係を築くことは難しいけれど、子どもたち一人ひとりをしっかり見て、それぞれに合った接し方をしながら信頼される教員を目指したいと思います。このふくまる教志塾で身につけたことを今後も活かして頑張っていきたいと思います。

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 私がふくまる教志塾に入塾したきっかけは池田市のホームページでした。小学校教員を目指す上で、ボランティアや大学のほかに学ぶ機会を探していたところ、数ある教志塾のなかで唯一、大学3回生のみ等の制限がないということで、入塾を希望しました。

 月1回の教志塾で、現場で活躍されている先生方やセミナーアドバイザーである先生方の講義を聴くことで、ボランティアや教育実習のことを振り返り、改めて考える良い機会となりました。また、毎回最後にある班別協議はとても良い刺激になりました。皆様の考えを聞き、自分の考えを発表することで課題の内容が整理でき、何よりも視野を広げて考えることができたことが良かったです。様々な学年、年齢の塾生が一緒に学ぶ利点はここにあると思います。

 私は週1回、TFJ団体のチームとして小学校放課後学習会で指導させていただく機会がありました。どのようにして子どもたちに『自分にもできる!』『チャレンジしたい!』と思わせることができるのか、毎回奮闘していました。様々なハプニングに悩みながらも、子どもたちの笑顔や、頑張って作った教材に対するキラキラした眼をみて、悩みはやりがいへと変わっていきました。またそこには、チームのメンバーの支えもありました。お互いの課題について話し合い、案を出しあったことで学び、解決できたことが沢山あります。

 ここで学んだ知識、人とのつながりを大切に、これからも小学校教員を目指して精進したいと思います。

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 私は10月から3月末までの半年間、聴講生という形でお世話になりました。

 その間石橋中学校へ実習にも行かせていただいて、生徒達と触れ合う機会を多く持てたことがとても勉強になりました。また、そこで色々な先生方とお話させていただいて自分の課題も長所も発見することができ、座学だけでは学ぶことのできない貴重な経験をさせていただきました。本当にありがとうございました。

 月に一度のセミナーでは、毎回貴重なお話を聞かせていただきました。特に印象に残ったのが、安全教育についての回です。池附の事件のお話から学校の安全管理について勉強で、「まさか」からの脱却をしなければならないという言葉をよく覚えています。起きるかもしれないほんの少しの可能性を、「まさか」で済ませず日頃からしっかり対策を立てることが大切だとわかりました。わかってはいても日常の仕事で手いっぱいになった時一番初めに疎かになってしまう部分ですが、ここが一番重要で大切にしなければならないことなのだと改めて実感しました。

 そして何より、このセミナーでは、教師を目指す同年代の人と共に学び意見交換をすることが出来たのが、私にとって一番の収穫だと思います。これまではどちらかというと一人で勉強して考えていただけだったのが、このようにみんなで学び考えることが出来るのがふくまる教志塾の良さだと思います。

 正直、半年間というのはとても短くて勉強したいことややり残したことがまだまだありました。今回学んだことやその意欲を、来年度からの大学生活でも生かしていきたいと思います。

 最後になりましたが、ふくまる教志塾でお世話になった先生方には大変感謝しております。ありがとうございました。

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 私はふくまる教志塾には途中から聴講生として参加し、結果的に講義は3回しか出席する事が出来ませんでした。しかし、そんな少ない機会でも、心に残る講義がありました。

 特に「学校の安全管理」の回はとても印象に残っています。池田付属で起こった悲惨な出来事を体験された矢野先生の言葉を介して、あらためて教師と言う職業の重さを知る事が出来ました。子どもたちが多くの時間を過ごす学校に務めると言う事がいったいどういうことなのか、その責任の重さに恐ろしくもなりました。

 講義を聞いている間、「自分は子どもたちのために命をかけて行動をとれるか」という質問が頭の中で繰り返し自らに投げかけていました。しかし、その答えは今も出てはいません。もしかするとその場になってみないとわからないのかもしれません。

 講義では、日々の生活の中で何気なく選択している服装や、挨拶といった細かい行動が、そういった非常事態にどのような影響を与えるかと言う事を学ぶ事が出来ました。気を抜けば結果として大惨事を引き起こしてしまうかもしれないし、正しい判断ができないかもしれません。教師として務めるにあたって、あらためて子ども達の安全を考える機会となりました。

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 私はふくまる教志塾に途中から参加させていただきました。なので授業数が他の学生よりも少ないのですが、とても密な時間でした。

 受動的な講義でなく同じ班内の学生達と意見を交わし合う参加型の講義であった為、本当に刺激的でした。

 また、実際に教育現場に立っていらっしゃる先生方のお話は机上の学習では得られない貴重なお言葉でした。

 この経験を糧に春から教師として頑張りたいと思います。ありがとうございました。

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 私は聴講生として1月から参加させていただいたので、ふくまる夢たまごセミナーに参加できたのはたったの2回だけでした。それでも、本当に多くを学んだ2日間でした。

 ふくまる夢たまごセミナーでは、教師を何年も務められた方や、教育大学の教授のお話を聞くことができます。教育学部のない総合大学に通い、現場に行く機会もまだ少ない私にとって、それは大きな魅力でした。現場を知る先生方の生の声は迫力があり、生徒への愛情や教育への熱意が伝わってきます。最終回では、気が付いたら涙を流していました。

 また、同じように教師を目指すたくさんの方に出会い、お話をきくことができるのも、ふくまる教志塾の魅力です。まだ大学1年生の人、社会人だが教師を目指している人、去年教員採用試験を受けた人…様々な人がふくまる教志塾に通います。スクールボランティアでの悩みを相談しあったり、採用試験に向けて一緒に頑張ったり…。私の周りには教員志望者の友人がほとんどいなかったため、同じ教師を目指す塾生が50人近くもいるというのはとても心強く思えました。

 中途半端な時期だったにも関わらず、参加させてくださりありがとうございました。来年度からも引き続き、よろしくお願いします!

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