蟻道の俳句短冊

更新日:2021年02月01日

ページID : 3299

蟻道(ありみち)

 森本氏。伊丹の酒造家で、通称、丸屋五郎兵衛。寛文3年(1663)~正徳元年(1711)。別号、柳隠観。俳諧を重頼に学び、父子兄弟皆俳諧に遊んだ。短冊の句は一世に喧伝された。元禄4年に『無尽経』を撰し、『野梅集』にも漢和があり、『生俳諧』にも独吟がある。他に「鶏頭や百まで生きてお霜月」の句も当時もてはやされた。

蟻道に関する池田市立歴史民俗資料館収蔵品

(写真)蟻道の短冊

短冊の読み

しれと蟻道
「弥兵衛とは哀や鉢敲」

(C)池田市教育委員会(池田市立歴史民俗資料館)

蟻道に関する池田市立歴史民俗資料館収蔵品

憚悟爐文庫目録

(短冊)B俳句

08 蟻道 弥兵衛とはしれと哀や鉢敲(はちたたき)

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