鉢塚古墳上から経塚発見!
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経塚とは経典を土中に埋納した施設で、多くは霊地・聖地とされる場所にあり、11世紀頃から造られ始めました。この頃の日本は混迷の時期で古代から中世へ変わろうとしており、人々には末法思想が広がっていました。こうした中で、来世仏である弥勒が現世に出現するまで経典を保存しようという行為は人々に広がり造られたのが経塚です。
下の写真に写るものは、昭和39年(1964)に鉢塚古墳墳丘上で実際に出土したものです。左の須恵質の土器に入っていたのが、右の鉄製の経筒です。経筒の中は空でしたが、本来経典が入っていたと思われます。
鉢塚古墳墳丘上の経塚出土の経筒および外容器(「池田市史史料編1」より転載)
鉢塚古墳墳丘にある経塚について、もう少し知りたい方は下記のファイルをご覧ください。
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更新日:2025年02月28日