発掘調査中の新発見
令和7年度は五月山公園の駐車場の南側を中心に発掘調査を実施しました。さらに、周知の埋蔵文化財包蔵地ではありませんでしたが、関係者のご協力により、五月山ドライブウェイ料金所の南でも発掘調査を実施しました(現在、レストランがある場所になります)。
五月山ドライブウェイ料金所南での調査では、弥生時代以降の柱穴を複数確認しました。

また、五月山ドライブウェイ料金所南の調査では大変興味深い縄文を施す弥生土器の破片が出土しました。時期は一緒に出土した弥生土器から約1900年前(弥生時代後期)のものです。
右の写真にある土器は、よくみますと「ハ」の字状の縄文が連続してあるのがわかりますでしょうか。これを「羽状縄文」と呼びます。
縄文を施す土器といえば縄文土器を思い浮かべる人が多いと思います。しかし、東海や関東といった地域では縄文を施す弥生土器が多くあります。
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ということは、土器だけが五月山まで飛んで来ることはありえませんので、東海や関東の人々が五月山まで土器を持って来ていたことが、この小さい土器片からわかります。
小さい土器片だからといって侮れませんね。
このことから、五月山公園遺跡はより広範囲の地域と関わりをもった集落であったことが予想されます。
これらの調査の結果、昨年度に続き五月山公園遺跡の周知の埋蔵文化財包蔵地の範囲を広げることにいたしました。

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更新日:2026年04月22日