光化学スモッグについて

更新日:2025年04月01日

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光化学スモッグとは

自動車や工場の排出ガスに含まれる窒素酸化物や炭化水素などは、太陽の紫外線で反応し、光化学オキシダントを生成します。この光化学オキシダントは、窒素酸化物や炭化水素の大気中濃度が高く、紫外線の強いときに高濃度となり、白くモヤがかかったようになります。この状態を「光化学スモッグ」と呼んでおり、気温が高く、風が弱く、日差しが強い日に発生しやすい傾向にあります。

光化学スモッグの人体への影響は、「目がチカチカする」「のどが痛い」「呼吸が苦しい」など、目やのどの粘膜にたいする被害が報告されています。

光化学スモッグの発令状況の確認方法

光化学オキシダントが高濃度となり、光化学スモッグが発生しやすい状況になったときには、予報・注意報等が大阪府より発令されます。発令状況については、以下の【現在の発令状況】をクリックしてご覧いただけます。

また、大阪府では、防災情報メール及び大阪防災アプリで光化学スモッグ発令情報を発信していますので、以下の【おおさか防災ネット】、【大阪防災アプリ】をクリックして登録をお願いします。

光化学スモッグ予報・注意報等が発令されたら

光化学スモッグ予報・注意報などが発令されたときには、屋外での激しい運動水泳などは避け、屋内へ入りましょう。また、目がチカチカしたりのどが痛くなったりしたときには、水道水で目を洗ったりうがいをしたりして、しばらく安静にしましょう。

光化学スモッグ予報等の発令基準と予防措置

光化学スモッグ予報等の発令基準と予防措置
発令の区分 発令基準 予防措置
予報 その地域のオキシダント濃度が0.08ppm以上であり、気象状況からみて注意報の発令基準にいたると考えられるとき

・屋外での過激な運動はできるだけさけること

・病弱な者や体の調子が悪い者は屋内に入れること

注意報 その地域のオキシダント濃度が0.12ppm以上であり、気象状況からみて注意報の発令基準にいたると考えられるとき ・できるだけ屋外の運動をさけ屋内に入れること
警報 その地域のオキシダント濃度が0.24ppm以上であり、気象状況からみて注意報の発令基準にいたると考えられるとき

・屋外になるべく出ないこと

・屋外での運動をやめて屋内に入り、窓を閉鎖するなどの措置をとること

重大緊急警報 その地域のオキシダント濃度が0.40ppm以上であり、気象状況からみて注意報の発令基準にいたると考えられるとき

・屋外に出ないこと

・その他警報と同じ措置をとること

 お願い

光化学スモッグ予報などを発令したときは、工場などにばい煙の排出量を減少させる措置をとってもらっています。みなさんもできるだけ自動車の使用は控えるようにして下さい。

池田市内の状況について

昨年度までの光化学スモッグ予報・注意報発令状況及び被害状況は以下のファイルのとおりです。

この記事に関するお問い合わせ先

池田市 まちづくり環境部 環境政策課
〒563-8666
池田市城南1丁目1番1号 池田市役所6階
(温暖化対策)電話:072-754-6242
(ごみ減量)電話:072-754-6240
(公害)電話:072-754-6647
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