暖炉や薪ストーブの適切な使用について

更新日:2025年01月06日

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暖炉や薪ストーブは、化石燃料を使用しない環境にやさしい暖房器具として注目されていますが、不適切な使用により臭気が発生したり、近隣トラブルの原因になる場合もあります。
現在、薪ストーブの使用に関しては公害防止関連の法令はありませんので、市から使用者に指導を行うことはできません。民事として当事者同士で解決していくことが必要です。
使用する場合はトラブルにならないよう、以下を参考にしてください。

設置は慎重に(設置を検討されている方へ)

近所の窓や洗濯物に煙・すす・臭いが流れないよう、使用する季節の風向きを把握し、設置業者と十分相談しましょう。


煙突の高さ、位置にも注意しましょう。煙突が低いと近隣住宅に煙、臭いが流れ込みやすいため、可能な限りまっすぐ、高く施工しましょう。また、煙突内で排気が停滞し冷えてしまうと、すすや付着物が増えてしまいます。熱いうちに排気できる構造にするよう心がけましょう。二重断熱構造の煙突素材等を使用し、排気の保温と万が一の煙道火災にも備えてください。


施工前には挨拶も兼ねて近所に説明をしましょう。ご近所の方からのご理解を頂かないと、使用後にトラブルや苦情の原因となってしまい、使用できなくなる場合があります。また、ご近所の方に呼吸器系の持病がある場合には、設置を断念する決断も必要です。トラブル予防の決め手は円滑なコミュニケーションです。事前に話をすることで理解を得やすくなることもあります。

近隣への配慮を心がけましょう

どんな薪ストーブでも、本体と煙突が冷えている時には、煙やすすの発生が起きやすくなります。薪ストーブの点火時と、ご近所の方が窓を開ける時間や洗濯物を干す時間が重ならないようにしてください。配慮を常に怠らないようにしましょう。

よく乾いた薪を使いましょう

薪が湿っていると、煙やすすが発生しやすくなります。しっかりと乾燥させてから使用するようにしましょう。
接着剤や塗料が粘着されたものや化学処理された木材等は、悪臭や有害物質を発生させる原因となるため、燃料以外を燃やすのは避けましょう。

薪の保管場所に気を付けてください

道路沿いなどに無造作に積み上げると、放火や薪が濡れる原因となります。また、壁際に積み上げると、白蟻や蜂などの害虫を呼び寄せてしまうおそれもあります。自宅から離して積み上げても、隣家の壁に近いところに積み上げれば、隣家に被害を誘発してしまうおそれもあります。乾燥状態を保ちながら、安全に保管できる場所を確保しましょう。

こまめな清掃や定期的に点検をしましょう

煙突にすすやタールが溜まると、すすの飛散といった近所迷惑になるほか、火災の原因にもつながります。定期的にメンテナンスを行いましょう。

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池田市 まちづくり環境部 環境政策課
〒563-8666
池田市城南1丁目1番1号 池田市役所6階
(温暖化対策)電話:072-754-6242
(ごみ減量)電話:072-754-6240
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