セアカゴケグモについて

更新日:2024年08月23日

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目撃情報が増加しています

セアカゴケグモの発見についての問い合わせが増加しています。例年6月から10月に多く確認されております。ご注意ください。
市役所ではセアカゴケグモの駆除は行っておりませんので、発見した場合は、下記の「駆除及び防除方法は?」をご確認ください。

形態

体長は雄が2.5から3mm、雌が10から14mm。体色は暗褐色又は黒色。雌の腹部背面中央にはゴケグモ特有の砂時計型の赤又は橙色の縦斑紋があります(雄には赤い斑紋はありません。)。卵のうは乳白色又は黄褐色で、形は球形です。

大阪府内をはじめとし全国各地で発見されています。このクモは毒をもっていますが突かれると驚いて死んだふりをするなど比較的おとなしい性質です。むやみに人に危害を加えることはありませんが、万が一の被害を防ぐため正しい知識を持ちましょう。

環境省提供

生息場所

縄を張って住みつき、繁殖するには次の条件が必要です。

・日当たりが良く、暖かいところ

・昆虫や小動物などの餌が豊富にあるところ

・巣を張る適当な隙間があるところ

こんなところに注意

・排水溝の側面やふたの裏

・花壇のまわりのブロックのくぼみや穴、プランターと壁との隙間、うつ伏せの空の植木鉢の中

・芝生や植木あるいは水抜き管の内部

・墓石の花立てと線香立ての間や巻き石などの隙間

・自動販売機の裏、クーラー室外機の裏、浄化槽ブロアーカバーの内部などの人工的な熱源の周り

被害

素手でさわらない限り咬まれることはありませんが、咬まれると激しい痛みとともに、局所の腫れ、めまい、嘔吐などの局所症状のほか、時には血圧の上昇、呼吸困難などの全身症状が現れることもあります。有効な抗毒素血清がありますので、咬まれた時はまず、医療機関に相談してください。

咬まれたときの症状

・はじめはチクッと針で刺したような痛みを感じます。

・やがて咬まれた部分のまわりが腫れて赤くなります。痛みはしだいに全身に広がります。

・悪化すると、多量の汗をかいたり、寒気、吐き気などがあらわれることもあります。

・通常は数日から数カ月で回復する例が多く、咬まれても重症になることはほとんどないと言われています。

咬まれたときの措置

・万が一セアカゴケグモに咬まれたら、余分の毒を流水やせっけん水で洗い落します。多少出血があっても、包帯や止血帯はしない方がよいでしょう。

・できるだけ早く病院に行って治療を受けることが大切です。

駆除及び防除方法は?

【1】一般家庭用スプレー式殺虫剤を吹き付けるか踏みつぶすようにしてください。

【2】卵のうは薬剤が効かないため必ず踏み潰してください。

【3】移動としては車や自転車のほか様々な資材などに付着して運ばれるケースがほとんどで完全な駆除は難しく生息しやすい場所の定期点検が不可欠となります。

※巣らしきものを発見したら絶対に素手で触らずに、必ず軍手などの手袋を着用してください。

この記事に関するお問い合わせ先

池田市 まちづくり環境部 環境政策課
〒563-8666
池田市城南1丁目1番1号 池田市役所6階
(温暖化対策)電話:072-754-6242
(ごみ減量)電話:072-754-6240
(公害)電話:072-754-6647
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