クビアカツヤカミキリについて
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クビアカツヤカミキリとは
クビアカツヤカミキリは、サクラ、モモ、ウメなど主にバラ科の樹木に発生し、枯死させる外来生物です。平成30年1月に外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)による特定外来生物に指定され、飼養、保管、運搬、輸入、野外への放出等が原則禁止されています。
大阪府内では平成27年に初めて確認され、20市町村でクビアカツヤカミキリによる被害が確認されていますが、池田市では現時点で確認されていません。

写真提供:(地独)大阪府立環境農林水産総合研究所
発見したら
クビアカツヤカミキリの被害は、生きている樹木の幹や根から幼虫が排出するフラス(木くず・糞の混合物)の特徴から、概ね判断することができます。
下記の写真のような大量のフラスやうどん状に固まったフラスなどを発見した場合は、可能な範囲で写真を撮るなどして、環境政策課へ連絡してください。

大量のフラス
写真提供:(地独)大阪府立環境農林水産総合研究所
防除については、成虫は見つけ次第、被害拡大防止のため、捕殺するようお願いします。生きたまま持ち運ぶことは違法となるのでご注意ください。幼虫については、樹幹や根から排出するフラスを掻き出し、食入によりできたトンネル内にいるものを長い針金などで刺殺します。また、防風ネット等を樹幹に巻き付けることで、樹から脱出した成虫がほかの樹へ移動するのを防ぎます。
更新日:2024年11月22日