天ぷら油によるこんろ火災にご注意!

更新日:2022年07月05日

ページID : 15508

池田市内において発生した火災のうち、出火原因の上位にあるのが「こんろ」による火災で、先日も天ぷら油の過熱が原因で火災が発生しております。

また、最近は健康志向や節約の観点から、「揚げ焼き」が注目されておりますが、油が少ない分、通常の揚げもの調理より油が早期に発火温度に達する危険性があり、注意が必要です!

油の発火温度

揚げもの調理をする適正温度は180℃前後と言われています。天ぷら油を加熱していくと、200℃を超えると白煙が発生し、360℃以上で発火温度に達し、炎が発生します。

火災が発生してしまった場合の消火方法

・こんろの火を消す

・消火器で消火

・濡れた大きめのバスタオル等を絞って鍋全体を覆う

濡れた大きめのバスタオル等を絞って鍋全体を覆う

水をかけての消火は絶対にしないで!

水をかけての消火は絶対にしないで下さい。水は100℃で沸騰するため、高温の油に投入された水は一気に水蒸気となり、周辺に高温の油をまき散らし大変危険です!

水をかけての消火

安全装置を過信しないで!

最近のこんろには、「Siセンサー」という安全装置が搭載されておりますが、油が少ない状態の場合、センサーが検知する前に、発火温度に達してしまうことがありますので、注意して下さい。

また、IHクッキングヒーターでも、油が少ない状態の場合、温度センサーが正確な温度を測ることができず、「温度過昇防止」といった安全機能が作動しないことがありますので、注意して下さい!

この記事に関するお問い合わせ先

池田市 消防署
〒563-0037
池田市八王寺1丁目2番1号
電話:072-751-0119
消防署へのご意見・お問い合わせ
皆様のご意見をおきかせください。

より良いウェブサイトにするために、このページのご感想をお聞かせください。

このページの内容はわかりやすかったですか
このページは見つけやすかったですか
その他を選択された方はその理由を記載してください。