IWNレポート1日目【8月2日キックオフセミナー】

8月2日(土曜日)に第1回IWN(Ikeda Women’s Network)のキックオフセミナーを開催しました。
IWNは、メディアや人材育成の分野で活躍されている方を講師として招き、また市内で活躍されているロールモデルや仲間との対話を通して、地域活動や起業など、自分の思いを形にしていくプログラムです。昨年度の1期生が大きく羽ばたき、活躍していることが後押しとなり、今年度第2期の開催を形にすることができました。

瀧澤市長のあいさつのあと、第1部では、キックオフセミナーとしてジャーナリストの浜田敬子さんによる基調講演会「地域を変える力になろう」を開催しました。この講演会へはIWNの参加者のほか、多くの方にご聴講いただきました。

浜田敬子さん
浜田さんは、ジェンダーギャップ指数が依然として低迷している日本において、学力の高さに反して女性がその能力を活かせていない現状について触れ、「女性だから」「男性はこうあるべき」という無意識の偏見が根付いてしまったことが性別役割分業意識に繋がっていると警鐘を鳴らしました。
また、1975年10月24日にアイスランドで行われた大規模なストライキ「女性の休日」を例に挙げ、ひとつの行動を起こすことが社会全体を変えるきっかけとなると強調されました。そして「女性にはチャンスを、男性はプレッシャーからの解放を」を合言葉に、身近なジェンダーバランスを見直していくことの大切さも伝えていただきました。最後に、浜田さんからは「やりたいことを抑えつけないでほしい」という激励の言葉が送られ、IWN参加者はより一層モチベーションが高まった様子でした。




第2部は、IWN参加者のみを対象に1期生3名とのセッションが行われ、それぞれのWill(ありたい姿)を見つけるまでのきっかけや人との出会い、そしてIWN1期生同士のつながりについてお話いただきました。
それぞれのWillは不登校児のケア、レンタル畑の提案、イラストを通じた女性のエンパワメントという三者三様の在り方でしたが、5回のセミナーを終えた現在も意欲的に活動している様子がそれぞれの口から伝えられました。2期生へは「人とのつながりを大切にしてほしい」「周りの助けを得るために一歩踏み出してほしい」と力強いメッセージが送られ、2期生は勇気を与えられると同時に、参加者同士のつながりを改めて意識した様子でした。
最後に参加者は、これから育てるチャレンジの種として、現時点でのWill(ありたい姿)を一人ずつ発表しました。全5回のセミナーを通し、一人一人が自身のWillを実現できるよう、後押ししていきたいと思います。











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更新日:2025年08月29日