IWNレポート2日目【9月6日】
9月6日(土曜日)にIWN(Ikeda Women’s Network)の2日目を開催しました。
今回は株式会社スリーアウル代表取締役の蒲生 智会さんを講師としてお招きし、「キャリアとビジョン-もやもやワークとWillを言葉にする-」をテーマに学びました。

蒲生 智会さん
セミナーは、包み込むような優しい雰囲気の中、蒲生さんの「普段、自分との対話を意識していますか?」という問いかけから始まりました。蒲生さんは心の重り=「もやもや」は自分にとって変化の兆しであると捉え、今回は「もやもや」の言語化を意識する時間にしたいとお話しされました。
また、キャリアを「人生の節目に絶対に意識してデザインすべきもの」と定義づけ、キャリアデザインのために自分と向き合い、さらに対話を通して仲間とつながることを今回の重要なテーマの一つとしました。参加者は、ありたい姿にブレーキをかけている潜在的な「もやもや」を言語化するとともに、本当に大切にしたい価値観を見極めるため、いくつかのワークに取り組みました。

まず、それぞれ自分の強み・弱みをグループ内でシェアし、物事の枠組みを変えて捉え直す「リフレーミング」を用いて相手の弱みをポジティブに言い換えるワークを行いました。リフレーミングを実践した参加者からは「自分の弱みをこんなに褒めてもらえてうれしい」という声が上がりました。


また、蒲生さんはキャリアプランを描くために欠かせない枠組みとしてWill,Can,Mustを掲げ、中でも全ての出発点となるありたい姿・叶えたい目標(Will)に耳をすませることの重要性を強調しました。続いて、思考を整理し、理想の1年後とそれを達成するためのアクションプランを言語化する「キャリア・ロードマップ」を作成するワークを行いました。参加者は自分の限界を決めず「私らしさ」を活かしたロードマップを思い思いに作成しました。
さらに内省(振り返り)の習慣について、蒲生さんは無意識の思い込みにより価値観が固まっていないか、自身の「こうしたい、こうありたい」にブレーキをかけていないか見直すことが大切だと語り、参加者は自身の行動や考え方を見つめ直す良い機会となった様子でした。









結びに、明日からの自分へ向けたメッセージとしてありたい姿とそのためにやることと手放すこと、そのために信頼関係を築く人について考え、一人ずつ発表しました。12月のチャレンジ宣言に向けた自身のあり方を言語化することで、自らのタスクがよりはっきりと見える時間となりました。
全体コーディネーターの小安さんに、新しいチャレンジに向けて何かを手放すこと、自分の中の容量を空けることは大切な一つのテーマであると総括していただきました。
次回からは思いをカタチにするためのスキルを磨くことに焦点を当てていきます。引き続き、みなさんがWillをカタチにするためのお手伝いができればと思います。

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更新日:2025年09月26日