住宅の窓及びベランダからの子どもの転落事故への対応
子どもが住居などの窓やベランダから転落し死亡する事故が多く発生しています。
厚生労働省「人口動態調査」、東京消防庁「救急搬送データ」及び医療機関ネットワーク事業の事故情報を消費者庁で分析したところ、次のことが分かりましたので注意してください。
・窓を開けたり、ベランダに出る機会が増えたりする夏頃から転落事故が増加
・子どもの中でも3~4歳の転落事故が最も多い
・2階からの転落でも入院が必要な中等症と診断されている事例が多い
・窓が開いた部屋で子どもだけで遊んでいて発生する事例が多い
窓やベランダからの子どもの転落事故に御注意ください! (消費者庁) [PDF:904KB]
下記では、安心して子育てに取り組める住環境の整備を目指して、「子育て配慮住宅ガイドライン」や転落防止に関する情報をご案内しております。
子育てに配慮した住宅と居住環境に関するガイドライン
国土交通省では、安全・安心で快適に子育てできる住まいづくりのノウハウを取りまとめた「子育てに配慮した住宅と居住環境に関するガイドライン」を、令和7年3月に公表しています。
本ガイドラインでは、子育てに配慮した住宅と居住環境において配慮すべき事項や要求水準(性能・仕様等)等をまとめており、子どもの窓・ベランダ(バルコニー)からの転落防止に配慮に関する事項についても整理しています。
子育てに配慮した住宅と居住環境に関するガイドライン(外部リンク - 国土交通省)
子育て支援型共同住宅推進事業
国土交通省では、「子育て支援型共同住宅推進事業」において、共同住宅(分譲マンション及び賃貸住宅)を対象として、事故防止や防犯対策など、子どもの安全・安心に資する住宅の新築・改修や、子育て期の親同士の交流機会の創出に資する施設の設置を支援しています。
子どもの転落の防止に関する資料
消費者庁では、「住宅の窓及びベランダからの子どもの転落事故」の報告書と合わせて、子どもの転落防止に資する動画及びチェックリストを公開しています。
また、国土交通省においても、マンション内での転倒や転落などの日常事故を予防することを目的として作成した冊子「安全・安心なマンションのために」を用意しています。
冊子「安全・安心なマンションのために」(外部リンク - 国土交通省)
この記事に関するお問い合わせ先
池田市 都市整備部 審査指導課
〒563-8666
池田市城南1丁目1番1号 池田市役所6階
電話:072-754-6339
都市整備部審査指導課へのご意見・お問い合わせ
更新日:2025年07月04日