子どもの予防接種について

更新日:2024年04月01日

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予防接種を受けましょう

お母さんが赤ちゃんにプレゼントした病気に対する抵抗力(免疫)は、生後数か月で自然に失われていきます。そのため、予防接種を受けて赤ちゃん自身で免疫をつくって病気を予防する必要があります。

子どもは成長と共に、外出の機会や他の人と接触する機会が多くなり、感染症にかかる可能性も高くなります。子どもを感染症から守るために、予防接種のことを正しく理解して適切な時期に予防接種を受けることをお勧めします。


・池田市では生後2か月になられる頃までに、「池田市予防接種予診票綴」、「予防接種と子どもの健康」冊子などを住民登録地あてに郵送しています。
  お手元に届いておられない場合は、担当課(健康増進課:072-754-6031)までご連絡ください。

・母子健康手帳の予防接種記録は大切な証明になりますので、大切に保管してください。

予防接種の種類

予防接種には、予防接種法によって対象疾病、対象者及び接種期間等が定められた「定期接種」と、それ以外の「任意接種」があります。

定期接種とは

予防接種法に基づき、定められた年齢(対象年齢)の人に対して、市が実施する予防接種です。

接種対象年齢内であれば、原則無料で接種できます。

接種対象年齢外の場合は、任意接種となり、原則実費(有料)での接種となります。

任意接種とは

定期接種以外の予防接種や、定期接種を接種対象年齢以外で受ける場合は「任意接種」となります。

接種費用は原則実費(有料)での接種となります。

任意接種の場合、健康被害が生じた場合に予防接種法に基づく補償を受けることができないため、ご注意ください。

予防接種の受け方

接種場所

BCG以外の定期予防接種は池田市内の実施医療機関での個別接種となります。
事前に医療機関へ予約をして接種してください。

持ち物

母子健康手帳  ※必ずお持ちください
予防接種予診票

予防接種を受ける前に

一般的注意事項

<接種前>

  • 予防接種は体調のよいときに受けましょう。
  • 接種当日は、朝からお子さんの状態をよく観察し、普段と変わったところがないことを確認してください。予防接種を受ける予定であっても、体調が悪いと思ったら、かかりつけの医師に相談し、接種をするかどうかの判断を受けましょう。
  • 受ける予定の予防接種について、効果・副反応などを理解した上で接種してください。
  • ⺟子健康⼿帳は必ず持っていきましょう。
  • 予診票は接種する医師への大切な情報です。責任をもって記入しましょう。
  • 予防接種を受けるお子さんの日頃の健康状態をよく知っている保護者の方が連れていきましょう。

<接種後>

  • 接種後30 分程度は、急な副反応が出た場合に備え、医師とすぐに連絡をとれるようにしておきましょう。
  • 接種後、生ワクチンでは4 週間、不活化ワクチンでは1 週間は副反応の出現に注意しましょう。
  • 接種部位は清潔に保ちましょう。入浴は差し支えありませんが、接種部位をこすることはやめましょう。
  • 当日ははげしい運動は避けましょう。
  • 接種後、接種部位の異常な反応や体調の変化があった場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。

予防接種を受けることができない場合 

1. 明らかな発熱(通常37.5 度以上)がある場合

2. 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな場合

3. その日に受ける予防接種の接種液に含まれる成分によって、アナフィラキシーを起こしたことが明らかな場合

4. BCG 接種においては、外傷などによるケロイドが認められる場合

5. B型肝炎の予防接種の対象者で、⺟子感染予防として、出生後にB型肝炎ワクチンの接種を受けた場合

6. その他、医師が不適当な状態と判断した場合

予防接種を受ける際に注意を要する場合

以下に該当すると思われる場合、かかりつけ医と相談し判断を仰ぎましょう。

1. 心臓病、腎臓病、肝臓病、血液の病気や発育障害などで治療を受けている場合

2. 予防接種で、接種後2 日以内に発熱が見られた場合及び発疹、じんましんなどアレルギーと思われる異常がみられた場合

3. 過去にけいれん(ひきつけ)を起こしたことがある場合

4. 過去に免疫不全の診断がなされている場合及び近親者に先天性免疫不全症の者がいる場合(例:赤ちゃんの頃、肛門のまわりにおできを繰り返すことがあった方)

5. ワクチンにはその製造過程における培養に伴う卵の成分、抗菌薬、安定剤などが入っているものがあるので、これらにアレルギーがあるといわれたことがある場合

6. BCG 接種においては、家族に結核患者がいて⻑期に接触があった場合など、過去に結核に感染している疑いがある場合

副反応について

  • 予防接種は、ワクチンという医薬品を体内に注射等により接種するものであるため、接種後に発熱、接種した部位の発赤や腫れなど比較的よく見られる身体の反応や、きわめて稀に発生する脳炎や神経障害などの疾患が生じることがあります。
  • 予防接種によって健康被害(入院が必要な程度の障害など)が生じた場合は、その健康被害が予防接種によって引き起こされたものと認定されると、予防接種法に基づく補償を受けることができる健康被害救済制度があります。

この記事に関するお問い合わせ先

池田市 子ども・健康部 健康増進課
〒563-8666
池田市城南1丁目1番1号 池田市役所4階
(予防接種)電話:072-754-6031
​​​​​​​(成人保健)電話:072-754-6032
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