子ども医療費助成制度
子ども医療費助成は、子どもを育てる家庭に対して、必要とする医療が容易に受けられるよう医療費の自己負担額の一部を助成する制度です。申請により子ども医療証の交付及び、入院・通院で要した保険診療に係る費用の一部を助成するものです。
令和3年6月交付分より医療証をカードサイズ化し、有効期限を毎年6月末から18歳到達後最初の3月31日(4月1日生まれの方は、17歳の3月31日)までに変更しました。
子ども医療費助成制度の対象となる方
次のすべてにあてはまる方が対象となります。
- 池田市にお住まいの18歳到達後最初の3月31日(4月1日生まれは、17歳の3月31日)までの子ども
- 各種健康保険加入者
ただし、下記に該当する方は除きます。
- 生活保護受給者
- 他の福祉医療費助成制度を受給されている方
- 児童福祉施設に措置入所している方
医療証の申請に必要なもの
1.対象者の健康保険証
2.保護者が池田市へ転入され、受給対象者が未就学児の場合、
下記書類のうちいずれか一点が必要です。
●主たる生計者の最新年度住民税課税証明書
1月1日時点で住民登録していた市区町村で取得できます。
●同意書(マイナンバー制度による税情報連携に関する同意書)
主たる生計者本人による記載必須、同意者欄の記載は主たる生計者のみで可。
●主たる生計者のパスポート(海外から転入された方)
医療証について
出生または転入してから1ヵ月以内に申請のあった場合は、出生日または転入日からになります。ただし、1カ月を過ぎて申請された場合は、申請月の初日から効力が発生します。
また、申請日より相当の期間経過しても上記必要書類をお持ちいただけない場合も、申請月の初日から有効の医療証発行となります。
助成の内容
一部自己負担額のお支払いについて
- 大阪府内の医療機関で健康保険証と医療証の提示により、一つの医療機関・訪問看護ステーションあたり、1ヵ月ごとに入院・通院とも1日につき各500円(月2日限度)までのお支払いが必要 です。 なお、3日目以降については、ご負担はありません。
- 1回の負担額が500円に満たない場合は、その額をお支払いいただきます。
- 医療機関が異なる場合や同じ医療機関でも 「歯科」 と 「歯科以外の診療科」 にかかられた場合は、それぞれ同様にご負担が必要です。
- 同じ医療機関でも 「入院」 と 「通院」は、それぞれ同様にご負担が必要です。
- 院外処方箋による薬局でのご負担はありません。
ただし、予防接種料、健康診断料、薬の容器代、差額ベッド代、自費分などの健康保険の適用にならない費用は、助成対象外となります。
※ 令和元年9月受診分以前の入院時食事療養費については、助成の対象となり、ご負担はありません。制度改正により、令和元年10月受診分以降の入院時食事療養費については助成の対象外となり、自己負担となります。
※ 令和3年3月診療分までの精神病床への入院は対象外となります。ただし、平成30年3月31日時点での受給者については、経過措置として令和3年3月31日まで助成対象となります。なお、令和3年4月1日施行の条例改正により、令和3年4月診療分よりすべての方が助成対象となりました。
一部自己負担金額の月額上限と償還について
1ヵ月に複数の医療機関を受診し、一部自己負担金のお支払い合計額が1人あたり2,500円を超えた場合は、後日送付する一部自己負担額償還申請書兼口座登録依頼書をご提出いただくことにより差額を支給します。なお、一度口座登録をいただくと、次回からは、自動的にご指定の口座へ支給します。
医療費の支給申請をするとき
- 大阪府外で入院及び通院したとき
- 大阪府内で医療証を提示できなくて健康保険証のみで受診したとき
- 健康保険から療養費の支給があったとき(補装具代など)
医療費が「高額療養費及び家族療養附加金」等に該当する場合は、先に高額療養費等の支給手続きが必要です。手続きの詳細は、加入している健康保険にお問い合わせください。
申請に必要なものや、その他注意点については、以下の「医療証にかかる支給申請について」をご覧ください。
なお、民法の改正により成年年齢が18歳へ引き下げられたことに伴い、18歳に到達した子どもの医療費支給申請は、保護者ではなく、受給者本人が申請者となりますので、ご注意ください。
※郵送でも申請できます。郵送時の必要書類や注意点についてお伝えしますので、事前に保険医療課までお問い合わせください。
異動等による変更の届出
(医療証交付期間中)次の場合はすみやかに、健康保険証及び医療証を持ってお届けください。
- 市外へ転出したとき
- 市内で転居したとき
- 対象者が死亡したとき
- 健康保険証の種類や内容が変わったとき
- 生活保護を受けるようになったとき
- 交通事故など第三者の行為による傷病で、治療を受けたとき
- 世帯構成が変わったとき
届出が遅れますと、あとで助成した医療費を返していただく場合がありますのでご注意ください。
適正な受診のお願い
お子さまが病気やけがをした時に、安心して病院などで受診していただけるよう医療費の助成を実施しています。限られた財源を有効に活用し、子ども医療費助成制度の維持に努めてまいりますので、皆さまのご理解とご協力をお願いします。
休日や夜間診療の受診に迷ったとき
休日や夜間の急病時、病院へ行った方がよいのかどうか判断に迷った時には、以下の相談窓口までお問い合わせください。
●大阪府小児救急電話相談事業(19:00から翌朝8:00まで365日対応)
#8000又は06-6765-3650 (対象:0~15歳)
小児科医の支援体制のもとに看護師が相談に応じます。夜間のこどもの急病時、病院に行ったほうがよいか判断に迷ったときにご利用ください。(通話料は利用者負担)
●救急安心センターおおさか(24時間365日対応)
#7119又は06-6582-7119
急病などの救急医療相談を24時間受け付けします。救急医療相談から救急車の出動まで1本の電話で対応します。(通話料は利用者負担)
更新日:2024年08月01日