小児用肺炎球菌ワクチン予防接種
小児用肺炎球菌ワクチンの予防接種について
・平成25年(2013年)4月1日より定期接種となりました。
・令和6年4月1日より、小児の肺炎球菌感染症の予防として使用するワクチンは、従来の13価ワクチン(沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン)から、新たに2種類の肺炎球菌に対応する成分が追加された15価ワクチン(沈降15価肺炎球菌結合型ワクチン)に変更となります。
なお、当面は、13価ワクチンも定期接種として使用できます。また、接種対象者及び標準の接種スケジュールは従来の13価ワクチンと同じです。
小児の肺炎球菌感染症について
・肺炎球菌感染症は、肺炎球菌という細菌によって発生する感染症です。
・肺炎球菌は、子どもの多くが鼻の奥に保菌していて、ときに細菌性髄膜炎、菌血症、肺炎、副鼻腔炎、中耳炎といった感染症を起こします。
・ほとんどが5歳未満で発生し、乳幼児では特に注意が必要です。
接種対象年齢
生後2か月~5歳の誕生日の前日まで
接種回数・接種間隔
接種回数は接種開始年齢により異なります。
※標準的には生後2か月~7か月になる前日までに開始し、計4回。
接種方法
・接種の際は⺟⼦健康⼿帳を忘れずに持参してください。
・予防接種予診票は予防接種綴に添付されている他、市内の予防接種実施医療機関にも置いています。
・この予防接種は個別接種となりますので、下記の実施医療機関でご予約のうえ、接種してください。
池田市外で予防接種を受ける場合はこちら
※事前に⼿続きが必要です。
接種費用
無料
※ただし、対象年齢に当てはまらない場合は任意接種となり、有料となります。
※任意接種の場合、健康被害が生じた場合に予防接種法に基づく補償が受けることができないため、ご注意ください。
ワクチンの種類
不活化ワクチン
留意事項
・接種当日は、朝からお子さんの状態をよく観察し、普段と変わったところがないことを確認してください。
・予防接種を受ける予定であっても、体調が悪いと思ったらかかりつけ医とよく相談して接種するかどうか判断してください。
※37.5度以上の明らかな発熱がある場合は接種できません。
・接種後30分程度は、急な副反応が出た場合に備え、医師とすぐに連絡をとれるようにしておきましょう。
・接種後1週間は副反応の出現に注意し、接種部位の異常な反応や体調の変化があった場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。
・接種部位は清潔に保ちましょう。入浴は差支えありませんが、接種部位をこすることはやめましょう。また、当日ははげしい運動は避けましょう。
・母子健康手帳は、予防接種を受けた大切な記録となります。今後接種歴を確認する機会も多くありますので、大切に保管してください。
副反応について
・接種後、注射部位の発赤・腫れ・しこりなどの局所反応がある場合があります。
・発熱や、いつもより機嫌が悪かったり、ぐずったり、眠そうにすることがあります。
・きわめてまれにアナフィラキシー、けいれん、血小板減少性紫斑病などの重い病気にかかることがあります。
・重い副反応がなくても、気になる症状や体調の変化がみられた場合は、接種した医師に相談してください。
・予防接種によって健康被害(入院が必要な程度の障害など)が生じた場合は、その健康被害が予防接種によって引き起こされたものと認定されると、予防接種法に基づく補償を受けることができる健康被害救済制度があります。
・予防接種の効果・副反応などを理解した上で接種してください。
この記事に関するお問い合わせ先
池田市 子ども・健康部 健康増進課
〒563-8666
池田市城南1丁目1番1号 池田市役所4階
(予防接種)電話:072-754-6031
(成人保健)電話:072-754-6032
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更新日:2024年04月01日