技術系職員の仕事
技術系職員ってこんな仕事しています
池田市の技術系職員は「土木」「建築」「機械」「電気」「化学」の各専門分野から構成されています。
20~30代の職員が半数以上を占めており、新規採用職員の皆さんも馴染みやすいのではないでしょうか。
仕事紹介(土木編)
計画・工事・維持管理・開発指導など大小様々な業務に携わっており、部署の垣根を越えての交流会や部活動など、横のつながりを大切にしながら技術向上・情報共有を図り、日々業務に励んでいます。
また、仕事の魅力として市民の皆さんの生活に直結する業務が多いことから、非常にやりがいを感じます。
主な配属先として以下の3部署を紹介します。
【土木管理課】
市民の皆さんが困らないよう道路陥没等がないかの日常点検をはじめ、街路灯やカーブミラーの新設・維持管理を行っています。そのほかにも街路樹の剪定や草刈り等の道路清掃、地元水利組合等と連携しながら、水路補修・土砂回収、清掃も行います。
また、道路上で民間業者が工事を行う際の申請受付や、開発工事を行う際に安心・安全に進められるよう協議を行います。
【交通道路課】
歩道や交差点の改良工事、橋梁補修工事等を行っています。
また、児童の安全確保のために、市内一円の通学路や未就学児の散歩道の点検を行うとともに、市内各地で交通安全教室を実施しています。
最近ではシェアサイクルの導入をするなど、各交通対策に力を入れています。
これからは、新しいバリアフリー基本構想の策定にも、取り組んでいきます。
【みどり農政課】
公園利用者が安心・安全に利用してもらえるよう遊具の点検・補修等を実施しています。
そのほかにも植栽の剪定や整備、公共トイレの清掃なども行っています。
また、地域住民の皆さんと連携し公園等に花を植え、整備をしたりもしています。
令和4年4月にオープンした「満寿美公園」は、円環状の丘のような地形と細河の造園技術を取り入れた特徴ある樹木を整備し、防災施設としても充実した公園になっています。
先輩職員の声

「いまにし」さん(2020年入庁)
土木職は、自分の現場を持ち、現場監督として直接的に業者や市民の方とやりとりをする仕事です。
土木職は決して目立つような仕事ではありませんが、水道や道路は私たちにとって必要不可欠な存在です。池田市をもっと良くしていきたい、魅力的な市にしたいと考えている方にはとてもやりがいのある仕事です。
皆さんと一緒に楽しく仕事ができる日を楽しみにしています。

「ふなびき」さん(2011年入庁)
土木職は、道路・公園・水道・下水など、普段から市民の皆さんが何気なく使っている施設を作ったり、直したり、これからの池田市のまちづくりを考えたりすることが仕事です。
皆さんが快適な日常生活を送れるよう、縁の下で支える仕事が多いですが、地図に残るような大きな仕事もあります。
自然豊かな池田市で、ご一緒にお仕事ができる日を楽しみにしています。

「なかがわ」さん(2005年入庁)
「官民連携」をキーワードに地域の方や民間企業・団体の方々と、駅周辺の歩いて楽しいまちづくりの計画や農村地域の活性化に向けた拠点づくりなどの検討を進めています。
様々な人を巻き込み、意見を聞きながら、直接まちづくりに携われるのも市職員の魅力だと思います。何事にも前向きな気持ちで仕事に取り組んでくれる皆さんとともに働ける日を楽しみにしています。
仕事紹介(建築編)
市営住宅の維持管理、空き家の再活用、市有建築物の新築や改修等の工事監理・点検、住宅等の新築や増築等において法律が遵守されているかの確認といった業務を行います。
自身が設計したものが形として残る魅力はもちろん、まち全体を計画し、より快適で暮らしやすい都市の実現に寄与できることも大きな魅力です。
主な配属先として以下の3部署を紹介します。
【公共建築課】
市有建築物の計画・設計・工事監理を主としています。様々な建築物に関わることができますが、特に学校の補修・増築等、教育に力を入れている池田市の施策に直結する仕事は本当にやりがいを感じます。
自分たちが設計し、その建築物を市民の皆さんが笑顔で使用する姿を見ることがというのは、この職種ならではの魅力です。
【都市政策課】
駅周辺や各地域での様々な整備計画の策定や、五月山、猪名川、細河地域の景観を次世代に繋げるような市全体のまちなみの形成など、様々な部署や民間企業とも連携を取りながら業務を進めています。
また、市営住宅の維持管理や、近頃話題になっている空き家対策の業務も行っています。
住まいを通して市民の皆さんと直接関わるため、非常にやりがいを感じます。
【審査指導課】
建築基準法及びその関係法令に基づいた建築審査・許認可業務や、認定長期優良住宅、低炭素住宅の認定業務、建築に係る窓口相談、違反指導業務を行っています。
法律を正しく理解し、その知識に基づき審査・指導を行うことで、池田市がより住みやすいまちになると思っています。
また、開発許可の業務においては様々な部署との協議が必要となり、大変な仕事になりますが、その分達成感を感じられる仕事です。
先輩職員の声

「つちや」さん(2022年入庁)
学校・会館等の市有建築物の設計・工事監理が主な業務となります。設計では施設管理者等との調整、現地調査をしながら行います。工事監理では工事が設計図書のとおりに実施されているか施工計画書・施工図・報告書等の書類確認、現場では品質管理・出来形等の立会確認を行います。
自らが試行錯誤して設計した建築物が形となり、多くの人に愛され長く利用され続けることは、建築職の公務員ならではの魅力だと思います。
皆さんと一緒にお仕事ができる日を楽しみにしています。

「いさやま」さん(2007年入庁)
市有建築物の設計から工事監理まで担当しています。自分でスケジュールを組み、庁内や施設管理者等と調整を図りながら、設計を行います。そして、設計が終われば工事です。
設計した内容が形として創られることは、建築職の魅力の一つだと思います。関係者を上手く巻き込みながら1+1が2以上になるような成果を出すことが重要になります。
皆さんと一緒に知恵を絞って、よりよい市有建築物が創れる日を楽しみにしています。

「よしうら」さん(1999年入庁)
現在池田市建築主事として勤務していて、建築基準法に基づく許認可審査及び建築指導、その他建築基準関係規定等の法令に関する審査等をメインに仕事をしています。
建築職は、建築基準法に基づく建築指導、公共建築物の設計監理等、建築物に関する幅広い仕事を通して、池田市のまちづくりに携わる仕事です。
皆さんと一緒にお仕事ができる日を楽しみにしています。
仕事紹介(機械・電気編)
「機械」は、公共施設のトイレや空調等の機械設備の新設・更新を行います。
また、浄水場等のポンプ設備等の維持管理・更新を行っています。
「電気」は、公共施設の照明や受変電設備等の新設・更新を行っています。
また、浄水場等の受変電設備や機械設備への配電、中央監視設備の維持管理・更新も行います。
主な配属先として以下の3部署を紹介します。
【公共建築課】
市有施設の新築・改修工事のうち、電気設備に関わる工事の設計および施工管理を行っています。
市有施設の既存電気設備の点検も行い、市民の皆さんに安心して使用してもらえるよう日々の業務を行っています。
【浄水課】
浄水場等の水道施設には、多くのポンプ、水処理をするための機械や設備などがあります。
浄水課ではそれらの運転管理や、点検・修繕などの維持管理、事業計画に基づく工事を担当します。
電気設備はもちろん、土木構造物等についても担当することがあり、専門の範囲を超え、幅広い分野の仕事に携わることもできます。
【下水処理場】
下水処理場には水処理、汚泥処理をするための様々な機械・電気設備が設置されています。どれも重要な役割を担っていて、欠かすことができません。
それぞれが正常に稼働し、下水処理場の運用に支障が出ないようにしていくのが私たちの役目です。
先輩職員の声

「こやなぎ」さん(2020年入庁)
下水処理場では設備の更新工事や修繕業務と同時に、将来の計画策定も行っています。
また更新工事の時は最新技術を取り入れたり、地震や水害などの対策も一度に施工することで効率化に努めています。
業務を進めていく中では多岐にわたる知識が必要で、難しいと感じることも多いですが、職員同士で意見を出し合い日々楽しみながら仕事を進めています。
また人々の生活を支えているという使命感がやりがいに繋がっています。
皆さんと一緒に仕事ができるのを楽しみにしています。

「とびかわ」さん(2021年入庁)
公共建築課では小中学校や会館等の市有建築物を新築・改修する際に設計から工事監理を行います。その中で私は機械設備を担当しています。機械設備は空調、衛生、給排水設備等があり、私たちの生活の中で身近なものを扱うことが多いです。
自ら設計したものを完成まで携わることができ非常にやりがいがあります。わからないことがあれば課内で気軽に相談できる環境のため、初めてのことでも安心して業務を行うことができると思います。
皆さんと一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。

「こやた」さん(2015年入庁)
施設内には多くの機械・電気設備があり、故障を防ぐために設備の更新・修繕・維持管理を行っています。
処理場の運営には機械・電気・化学等の知識が必要ですが、各担当者が協力し合って業務にあたっています。自分の職種以外のことでも、少しずつ吸収していくことが大事だと思います。
技術系の仕事は配属先によって専門性が高く、分からないことばかりになると思いますが、先輩に質問をして知識を身につけていけば十分対応できます。
みなさまと共に仕事ができる日を楽しみにしています。
仕事紹介(化学編)
大気汚染や水質汚濁などの生活環境の保全に係る監視・指導業務や、水道水の安全性を確保し、市民の皆さまにお届けするための水質管理に係る業務を行っています。
主な配属先として以下の2部署を紹介します。
【環境政策課】
大気観測局による汚染の状況や、河川などの水質汚濁の状況、市内の自動車や航空機の騒音の状況を監視するとともに、市民の皆さまからの相談に応じて工場や事業場への立入検査や指導を行っています。
また、公害規制分野については2市2町(池田市・箕面市・能勢町・豊能町)の広域連携による指導業務も担っています。
【水質管理課】
(浄水場)
池田市の水道水の大半は、市内にある「古江浄水場」で作られています。水の分析には専門的な知識が必要であり、水源となる河川水から末端の給水栓まで、安全な水道水が作られているか検査を行っています。
また、周辺の自治体と連携して、水道水源の監視や、河川事故時の対応なども行っています。
(下水処理場)
市民の方や市内の事業所で使用した水(下水)は、下水道管を通って下水処理場に運ばれます。水質管理課では、下水処理場で処理された水を検査し、必要に応じて運転方法 を指示することで、適切な運転管理に努めています。
また、下水処理場で発生する汚泥の分析や、市内事業所の水質検査なども行っています。
先輩職員の声

「のいち」さん(2018年入庁)
下水処理場では放流水等の水質検査を毎日実施し、下水が適切に処理されているか監視しています。下水処理は微生物の力を借りて行いますので、微生物の状況を常に把握し、適切な条件を整えてあげる必要があります。教科書通りにいかないこともありますが、その分、自分で考えて解決する面白さがあります。
水質管理課では上水・下水両方を経験することができます。
これからの池田の上下水道だけでなく、池田の未来を創る一員として、一緒に働けることを楽しみにしています。

「すぎもと」さん(2011年入庁)
大気汚染、水質汚濁、土壌汚染、騒音などの公害規制の業務を主に担っています。市民や事業者と直接やり取りする機会が多い職場です。市民からの相談の内容について、具体的にどのようなことで困っているのか聞き取り、法令に基づいて対応できるのかを考え、関わる当事者の皆さんが納得できるよう努めています。
そのほかにも環境基本計画や生物多様性に関わる業務など、環境行政全般に関わることができ、やりがいを感じています。
PDF版の技術系職員向け職員採用案内冊子はこちら
2024年度職員採用案内(技術職員) (PDFファイル: 3.6MB)
国土交通省が、総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、環境省、防衛省とともに最首している「第8回インフラメンテナンス大賞」(令和6年度)の募集ポスターに池田市の技術職員が登場しています。「撮影 山崎エリナ」

インフラメンテナンス大賞は、日本国内のインフラのメンテナンスに係る優れた取組や技術開発を表彰し、ベストプラクティスとして広く紹介することにより、我が国のインフラメンテナンスに関わる事業者、団体、研究者等の取組を促進し、メンテナンス産業の活性化を図るとともに、インフラメンテナンスの理念の普及を図ることを目的に、平成28年度より実施するものです。
国土交通省、総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、環境省、防衛省が所管する施設について、以下の各部門における優れた取組や技術開発を行った方に対して、有識者による審査を経て、内閣総理大臣賞、各省大臣賞、特別賞、優秀賞を決定します。第7回(令和5年度)より内閣総理大臣省及び環境大臣賞が創設されました。
更新日:2024年06月17日